【映画】カイジ ~人生逆転ゲーム~  

d0057574_2243068.jpg▼動機
藤原竜也だし多分面白いかなっと
▼感想
「ざわ・・・」体験
▼満足度
★★★★★☆☆ なかなか

▼あらすじ
自堕落な日々を送る26歳のフリーター伊藤カイジ(藤原竜也)は、友人の借金の保証人になったために多額の負債を抱えてしまう。そんな彼に金融会社社長の遠藤(天海祐希)は、一夜にして大金を手にできる船に乗ることを勧める。その船で奇想天外なゲームをするはめになったカイジは、人生を逆転するための命懸けの戦いに挑む。




▼コメント
この映画の原作漫画が連載されている「週間ヤングマガジン」は、友人が定期購入している漫画雑誌という位置づけで、友人がしずかちゃん状態の時の待ち時間に暇つぶし程度で読む程度の代物。なので漫画版は知っているという程度。なので、その細部については殆どうろ覚え。

そういう人間が見て、
「そうそうそういうシーンがあったね」と思い出せる程度には面白かった。

しかし原作を熟読している人はどうだろう?
原作はもっと色々と回りくどかった気がする。
そういう意味では薄味になっていることは否めないと思う。

それと「ざわっ・・・」の使い方がちょっと違う気がする。
「身の毛もよだつ緊迫感」みたいな使い方をしている原作と、
「ニュータイプの直感」みたいな使い方をしている映画版。
感性のちがいかも知れないが、若干の違和感を感じた。

が、そんなことは多分どうでもいいんだ。
この映画の見所は個人的にそんなところじゃない。

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「バトルロワイヤル」で競演した山本太郎が出てきてから「これは何か異質な映画だ」と感じたその直感が、次に「デスノート」で競演した松山ケンイチが出てきたところで確信に変わる。

この映画は伊藤カイジの人生を振り返りながら藤原竜也の人生も振り返っている?

そうなると、次に登場を期待するのは「蜷川幸雄」の関係者。
元々藤原竜也は蜷川幸雄に見出されてこの世界にいる人間。
彼の関係者がいなければ片手落ちもいいところだ。
だが、第一候補の小栗旬は、新キャラを出す余地はない事からほぼ落選。
じゃあ、誰が?

と思っているうちに光石研が気になる一言を発する。

「私には娘がいる」(ざわ・・・)

この映画の流れから言って、それはかつて彼が競演した女優という事になる。
そしてその中に「蜷川幸雄」の関係者でもある人物が、
たった一人だけ一人いる・・・(ざわ・・・)

吉高由里子・・・(ざわ・・・ざわざわ・・・)
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もう、この先はそれを期待に期待してワクワクしっぱなし。
その後の展開は原作で読んでしまっていたので、この映画の流れで行けば基本プロットは原作どおりに進むだろうと確信していたので、なんというか本筋よりも期待していたような気がする。
※ラストバトルで「蛇」というキーワードがでたあたりで、出演はほぼ確信していたものの、予想通り登場してくれるとやっぱりうれしいものだなっと実感。

そんなこんなで、この原作で有名な「ざわ・・・」っという部分を、自分でもちょっと感じることができたので、この映画はそういう意味では合格かなって思っている。

・・・・・・・。
多分そんなこと製作者サイドは狙ってないと思うけど。

≪追記するコーナー≫
意外とハズレの少ない藤原竜也映画。
「彼がカイジか?」と言われるとちょっと微妙なところだが、あんな絵の人間は阿藤快くらいしか思いつかないので、誰がやったところで似るわけじゃないし、本筋に感じられたちょっと微妙な部分を、上手く乗り切ったのは藤原竜也の「演技力」と「かわいらしさ」だと思ったので、そういう意味ではまさしく彼の映画と言ってもいいんじゃないか、と思った。

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前半はどうも中途半端さが目立った天海祐希。
「女王の教室」の成功はこの人の迫力じゃなく、子役の演技でこの人の怖さを引き立てていたんじゃないかと思うくらいの迫力のなさにガッカリ。
ようやくこのキャラクターが分かってきた時にはもう終盤。
ちょっと惜しかった気がする。

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なんだかんだで、とても楽しそうに見えた香川照之。
焼き土下座?が見たかったが、まあ仕方ないかな。
なお、特に彼のファンというわけじゃないが、今年国内で公開された出演映画はすべて見ていることが発覚。今年はもう一本出るらしいので、折角だからそっちも見てみようかと思った。

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藤原竜也主演映画「バトルロワイヤル」より競演の山本太郎。
彼が当たり前のように出てきた時から、私の中でこの映画の見方が少しづつずれていくのを感じたが、多分ずれていなければ「見て損はなかった」とは思わなかったとも思うので、ずれていて正解だったかもしれない。

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藤原竜也主演映画「デスノート」より競演の松山ケンイチ。
「お前もかっ!」っと言うのがはじめてみたときの感想で、この時点で私の中でこの映画の見方が完全にずれていくのを感じたが、多分ずれてなければ(以下同文)

その他、村田充、中村靖日を発見、逆に載寧龍二はどこに出ていたか分からなかった。

≪蛇足するコーナー≫
主題歌担当のYUI。彼女の声は幼すぎて、男の世界には全く合わない。
10代女子が主演の映画に使うほうが活かせるんじゃないだろうか?
彼女が担当した「HINOKIO」の主題歌「Tomorrow's Way」に感動した人間としては、この状態はあまりもせつな過ぎる。
※「サイドカーに犬」も10代女子?

▼状況
イオンシネマ太田店にてレイトショウで鑑賞
▼観客
50名強(何故か女性客多し・・・藤原竜也の隠れファン?)

▼対象
藤原竜也のファンか、原作をちょっと知っている位の人が興味本位で見る分にはいいと思う。
▼見所
映像上どんなに高かろうが平均台の上だなっと分かってしまうところ、とか。

▼関連
バトル・ロワイアル【特別篇】【DVD】
DEATH NOTE デスノート 前編【DVD】
DEATH NOTE デスノート the Last name 【DVD】
紀子の食卓【DVD】
※「蛇にピアス」は未見
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by unknown0083 | 2009-10-17 21:10 | 映画

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