【映画】ラブリーボーン  

d0057574_233243.jpg▼動機
シアーシャ・ローナン
▼感想
見方は色々あるがどれをとっても破綻
▼満足度
★★★★☆☆☆ そこそこ

▼あらすじ
スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)という魚の名前のような彼女は、14歳のときにトウモロコシ畑である者に襲われ、殺されてしまう。そしてスージーは天国にたどり着くが、父(マーク・ウォールバーグ)は犯人探しに明け暮れ、母(レイチェル・ワイズ)は愛娘を守れなかった罪悪感に苦しむ。




▼コメント
多分、かなり辻褄の合ってない映画だと思う。
色々な見方ができる映画だが、どんな見方をしたとしても、結局は破綻する。
こういう映画は自己完結型で納得をするしかない。

で、私はどんな納得の仕方をしたかというのが以下の感想。

この映画の中で唯一感心したのは、現世に残してきたものが捨てられたりすると、霊体(なのかな?)である本人もダメージを受けるという演出。

なので、これをベースにして
「現世に情念を残して死んだ少女の旅立ちを描いた物語」
としてみることにした。

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天国に行かないことで何処とも呼べない中途半端な場所に残ることになったスージーは、自分の死をきっかけにして崩壊していく家族をその目で見ることとなる。娘の為に戦う事を決意した父親、姉の為に真実を突き止めたい妹、なにもかもなかったことにしたい母。
一人の人間の死に対して、それぞれがそれぞれの思いを抱えているが、娘の感情にリンクして暴走していく父親の姿が生き生きと描かれていたのに対し、母の感情がいまひとつ描写不足だったような気がするのは、原作者が女性で監督が男性だからだろう。そういう感情を理解できなかったのかも知れない。

結局、ここにいることで今を生きる人々に良い影響を与えないと悟ったスージーは、天国に向かう決意をすることになるが、その前にやり残したことを片付けに行く。
このやり残したことが非常にガッカリな代物で、しかもかなりのご都合主義に唖然。
犯人のその後もあんなに長くはいらなかった。 ※つらら以降が不要

演出的には色々と面白いところがあったのだが、
なんか最後の最後で残念な感じになってしまった。
※湖に浮かんだカラフルのボールに意味があったのは驚いた

ただ、私にとってこの映画は、
「『つぐない』をたった一人で面白くしていたシアーシャ・ローナンの新作」
というだけでそこそこ価値のある映画なので、
あのブライオニーがちゃんと活動しているんだなって事がわかっただけでも収穫。

≪追記するコーナー≫
それでも、この内容で2時間半は長すぎると思う。
あと、エンドロールも長すぎ。

≪蛇足するコーナー≫
「つぐない」の時にも思ったのだが、シアーシャ・ローナンって、どこか”若き日”の広末涼子に似ている「何か」があると思う。何が似ているのかはわからないのだけれど、どうも似ているような気がする・・・

▼状況
MOVIX伊勢崎にて特別クーポン券にて鑑賞
▼観客
10人強(何故か女性客多し)

▼対象
「死人にひっぱられるぞ」というアムロ・レイの名台詞を覚えている方
▼見所
CGはキレイだった。
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by unknown0083 | 2010-02-06 16:00 | 映画

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