ANA国内線【PR】

【映画】虹の女神 Rainbow Song 

■状況
MOVIX伊勢崎にてスペシャルデー価格で観賞
■動機
結果を先に言ってしまう予告編に惹かれて
■感想
面白かった

■あらすじ
岸田智也(市原隼人)は映像制作会社で働く下っ端のADで、ある日大学時代からの友人・佐藤あおい(上野樹里)が飛行機事故で命を落としたことを知る。


■コメント
予告編をみてとても驚きました。「彼女が死んでしまったのは・・・」とか突然言い出すんです。もう、その瞬間にコレは見ようと思いました。
ヒロインが死んでしまうという話はテレビCM等でも流れており、制作サイドの本作に対する興味の引かせ方のうまさを伺えます。

あえて結果を先に出しておいて、本編はその二人の出会いからの物語章仕立てで回想してゆき、最後に現在に戻してその先の結末を見せるという手法をとっています。
大抵の泣かせ映画は誰が死んでしまうのか大方の予想がついてしまい「どーせ誰それがしぬんでしょ」的なスタンスで観賞し、それで実際に死んでしまっても「ほら、やっぱりね」っという感想しか出てこない私にとっては、最初に死んでしまうことをわざわざ教えてくれることは変に斜に構えてみる必要もなく、素直に最初から最後まで物語りに没頭できる非常にありがたいやり方だと思います。
※上記の理由でいわゆるヒット作を見ていない私・・・

実際に見て驚いたのは、私が生まれた町がロケ地になっており、見たことのある景色ばかりだということです。その見覚えのある景色が、映画のスクリーンになると随分とキレイに見えるものだとひたすら感心しました。
土手、坂、公園、レコードショップ・・・全部見覚えある風景ばかり。
数年前まで勤めていた会社のすぐ近くも別シーンで使っていましたよ。
なんとまぁ・・・すごいめぐり合わせです。
これだけ揃うと、この映画がフィクションじゃないような気がしてくるんですね。
「どーせ死ぬんでしょ?」的な斜に構えた部分が皆無で、素直に映画を鑑賞できていたのでスゴイ勢いでのめりこみました。

物語にあわせてキャスティングしたと思わしき配役もまた、いい方向に機能していると思います。
特に上野樹里は「女を感じさせない女」の役を智也の前では演じているっというなんだかややこしい役をサクッと演じてますし、なんだか色々なものに流される感じの智也の役はやはり市原隼人で正解でしょう。
あおいの妹役の蒼井優は今度は全盲の役だったりしますがこれがまた器用に演じてます。

さて、賛否両論ある相田翔子の役柄についてですが、私も見ている最中はいらないなぁ・・・っと思ったのですが、状況に流されがちの智也が流されずに自分の意思を貫く唯一のシーンにつながる大事な場面だったのだと気付くに至り、そこまで智也と観客の心理を追い詰めた相田翔子と演出班の方々に脱帽っという感じに切り替わりました。

映像的にも様々なこだわりがあり、学生時代に撮っていた自主制作映画にもさりげない仕掛けありっと、相当色々こだわって出来た映画だと思います。
時間が経ったあと、また見たくなるような映画でした。

≪追記するコーナー≫
余談ですが蒼井優は1985年08月17日生まれで、上野樹里は1986年05月25日生まれなので、本当は蒼井優のほうが年上です。市原隼人は1987年02月06日生まれなので上野樹里と同じ年です。

■対象
意外と広く受け入れられそうな予感。岩井俊二のファン、地元の人
■見所
一万円の指輪の行方

by unknown0083 | 2006-10-28 17:10 | 映画 | Trackback(7) | Comments(0)

トラックバックURL : http://alkirion.exblog.jp/tb/4799203
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from ショウビズ インフォメー.. at 2007-02-25 19:41
タイトル : 虹の女神
互いに引かれ合いながらも気持ちを伝えられずに、やがて悲劇の結末を迎えてしまう若者の姿を描いた感動作。 岩井俊二が自身の作品以外で初のプロデューサーを務め、『天使の卵』の市原隼人と『出口のない海』の上野樹里を主演に、...more
Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2008-11-25 21:10
タイトル : 虹の女神 Rainbow Song
 『いちばん近くにいた人が いちばん遠くに行ってしまった 失って、はじめて気づいた―大切なひと』  コチラの「虹の女神 Rainbow Song」は、「花とアリス」の岩井俊二監督が、自身の作品以外ではじめてプロデュースした、美しくせつない感動の物語です。監督は、「親......more
Tracked from ダイターンクラッシュ!! at 2008-11-27 12:47
タイトル : 虹の女神 Rainbow Song
11月5日(日) 20:20~ TOHOシネマズ川崎8 料金:1200円(レイトショー) パンフ:600円 年間に映画を100本以上見ているくせに、岩井俊二関係は、見たことが無いんだ。ただこういう作品には、弱いので予定通りいい気分で劇場を後にすることができた。相田翔子は余計だったけど。なんか、あまりに東宝が宣伝しなかったから、客が少ないと聞いていたが、日曜のレイトショーなのに、30人くらい客がいたよ。でも、もう少しヒットして欲しいな、この映画は。 後、SAWの予告は、作品を選んで流すように。>T......more
Tracked from しぇんて的風来坊ブログ at 2009-09-15 01:19
タイトル : 「虹の女神 Rainbow Song」 DVD
淡い淡いラブ・ストーリー。近作に「お と なり」の熊澤尚人作品。岩井俊二プロデュースということもあって、そのカラーが随所に出ている。彼の作品「花とアリス」でのインパクトも強かった蒼井優が出ていたり、主役の市原隼人は「リリイ・シュシュのすべて」でブレークしたという事はさておき、映像の淡い光感も含め随所に感じられたかな。そしてそれは心地よいものだった。(受け継がれていく事は悪いことじゃない)。この作品は大学後半から社会人のスタートの時期なので、大学進学直後と云う頃を描いた「四月物語」とは違う意味合いの頃を......more
Tracked from ペパーミントの魔術師 at 2009-09-23 17:27
タイトル : 地球最後の日。~「虹の女神ーRainbow Song-」~
”のだめ対決”とまで言われてる、 「ただ、君を愛してる」と「虹の女神 Rainbow Song」。 だ~~もう。 どうして男ってのはこうも鈍感でへタレなのよっ。 どっちもどっちだっちゅうの。 でもカッコイイからいいか。 (ノ*゚▽゚)ノ(ノ*゚▽゚)ノ(ノ*゚▽゚)ノ(ノ*゚▽゚)ノ(ノ*゚▽゚)ノ かわ.....more
Tracked from 食はすべての源なり。 at 2011-06-16 09:53
タイトル : 虹の女神
虹の女神★★★★★(★満点!)―あんなに近くにいたのに突然受けた元同級生あおいの訃報。一緒に過ごした大学時代。あおいの妹(蒼井優)が言う「ばかだな、お姉ちゃん(上野樹里)も岸田さん(市原隼人)も」の一言。ほんまにそれに尽きる。あらすじを言えば1分で終わるのに、何回も観てしまう。登場人物たちの不器用さが、はがゆいのに自然ですーっと入ってくる。上野樹里の涙を溜める演技が残った(あまり好きじゃなかったのに)個人的に、市原隼人役の惚れっ早いところとか、容量悪いところとか、人の言う......more
Tracked from 食はすべての源なり。 at 2011-06-16 10:06
タイトル : 虹の女神~Rainbow Song~
虹の女神~Rainbow Song~★★★★★(★満点!)―あんなに近くにいたのに突然受けた元同級生あおいの訃報。一緒に過ごした大学時代。あおいの妹(蒼井優)が言う「ばかだな、お姉ちゃん(上野樹里)も岸田さん(市原隼人)も」の一言。ほんまにそれに尽きる。あらすじを言えば1分で終わるのに、何回も観てしまう。登場人物たちの不器用さが、はがゆいのに自然ですーっと入ってくる。上野樹里の涙を溜める演技が残った(あまり好きじゃなかったのに)個人的に、市原隼人役の惚れっ早いところとか、......more
名前 :
URL :
※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。
削除用パスワード 

<< 【映画】父親たちの星条旗 【映画】地下鉄に乗って >>