【映画】龍が如く 劇場版  

d0057574_2011918.jpg■状況
コロナシネマにてレイトショーで観賞
■動機
ちょっとした興味と口直し
■感想
面白かった

■あらすじ
桐生一馬(北村一輝)が10年の刑期を終え出所した日、100億もの現金が消えた。町には銀行強盗が押し入り、桐生の兄貴分・間島吾郎(岸谷五郎)は執拗に桐生を探す。そんな折、桐生は母親を探す一人の少女・遥(夏緒)と出会う。




■コメント
私はゲームをプレイしていません。お話の内容も沿革もまったく知らないで観賞しました。
それでも、一部わかりづらいところもありましたが、楽しかったと思いました。
※同行した(というか私が付き添いでしたが)ゲーム経験者は、ありとあらゆるところでクスクス笑っていたので、ゲームを知っていれば相当楽しめるようです。

この映画は新宿歌舞伎町がモデルとなっているであろう架空の町が舞台です。
出所したばかりの桐生一馬と母親を探す少女・遥をメインに、現金無き銀行に強盗に入ってしまった今西・中西組や、若きバカップル悟(塩谷瞬)&唯(サエコ)によるプチ強盗計画等を描くことで、神室町の雰囲気を楽しめる映画としても成り立っていると思います。
また、時折流れるクレイジーケンバンドによる楽曲も雰囲気を出すのに一役買っています。
このように、ゲームを知らない人にも受け入れられるよう工夫が入っていて非常に親切です。

見所はどうやら桐生の兄貴分・間島吾郎役の岸谷五郎のようです。
まるでゲームの中から飛び出してきたかの様なキャラは強烈で、それを岸谷五郎ノリノリで演じています。実に楽しそうにケンカをふっかける様は、本人の台詞にあるように「おもろい事」の最中にいることを十分表現し「なんで関西弁なの?」と思いつつも「こういうキャラなんだな」っと、なんとなく納得させてしまうパワーに満ち溢れています。

その他登場人物も、活躍しそうで何もなかった哀川翔や、存在感抜群なのに重要人物ではない松重豊、ホスト役が妙にはまっている加藤晴彦、怪しげな武器屋の荒川好々など、不思議な町を彩るには十分なキャストが揃っています。
その中で異彩を放っているのが少女・遥役の夏緒です。本作が映画デビューとは思えない演技で、この映画に彩を添えています。

そんな神室町でおこる一夜の事件が今回の映画の物語です。
消えた100億の謎、遥の母親、姿を消した風間と謎の韓国人、フタをあけてみるとあまりまとまってはいない物語なんですが、恐らくそれはさほど重要ではない様子です。
きっとこの映画は、上記の銀行強盗やバカップルの顛末や、桐生が出向いた先々での細かな笑いなどが楽しめればいいのだと思います。
予告編で流れる桐生vs間島の戦いがシナリオ上ただの通過点にしか過ぎないあたりが、それを物語っているような気がします。

演出面についてですが、序盤のドラッグストアで行われる乱闘シーンにおいて、いわゆる「ヒート状態」を見せておくことで、ゲーム原作であることを強調しつつ、これが実はラストへの複線となっているところは本当にお見事でした。
この段階でゲーム状態を見せておくことで、その後の間島の暴れっぷりも許せてしまいますし良いこと尽くめです。

この映画「バイオレンスコメディ」というのでしょうか、こういうジャンルは観たことがなかったのですが、なかなか楽しく見ることが出来ました。

≪追記するコーナー≫
唐突に出てきた風間・由美・錦山・神宮あたりの設定は、帰り道に同行者から聞きました。しかしこのあたりは、知ってても知らなくても楽しめると思います。

■対象
ゲーム経験者とその同行者、あとは出演者・監督のファンの人
■見所
「Mって何?」
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by unknown0083 | 2007-03-17 23:35 | 映画

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