【映画】ユメ十夜  

d0057574_21471574.jpg■状況
MOVIX伊勢崎にてレイトショウで観賞
■動機
西川美和
■感想
個人的に好きだったのは第四夜と第六夜と第九夜です。

■あらすじ
夏目漱石原作の夢十夜を1話づつ10人の監督が映像化した作品。10本の短編オムニバス映画に仕上がった。
第一夜:実相寺昭雄、第二夜:市川崑、第三夜:清水崇、第四夜:清水厚、第五夜:豊島圭介、第六夜:松尾スズキ、第七夜:天野喜孝・河原真明、第八夜:山下敦弘、第九夜:西川美和、第十夜:山口雄大




■コメント
長編小説は一気に読めてしまうくせに、短編オムニバス小説を読むのにえらく時間がかかります。恐らく集中力が途切れるからでしょう。
そんな私が短編オムニバス映画を見ようというのが間違ってはいるのですが、どうしても見たかった回があったので行って来ました。

短編が十篇もありますので、各回の感想を簡潔に書く方式で今回は書きたいと思います。

▼第一夜
サイケデリックな世界だなという感想です。
原作から要所取りといった感じです。
小泉今日子がすごい不気味な役をやっていました。彼女の存在感がすべてだと思います。

▼第二夜
モノクロのサイレント映画です。
原作にはそこそこ忠実です。
住職と主人公の掛け合いが軽快で楽しく見られました。

▼第三夜
ホラータッチの映画です。
前半はオリジナル、後半は原作にそこそこ忠実です。
突如ホラータッチに変わりますが、それより香椎由宇の無表情さが不気味です。

▼第四夜
ノスタルジー映画っぽい雰囲気です。
原作の影はほとんどありません。
菅野莉央はいつまでも菅野莉央のままなのが、夢の中という雰囲気を十分に出していると思います。
繰り返される夢という設定もなかなかでした。

▼第五夜
ホラーではない感じのホラー映画です。
原作の影はあまりありません。
正直よくわかりませんでした。ループする世界のようでそうではない世界。何度か見ないことには正しい解釈はできなさそうです。

▼第六夜
ダンスコメディ映画というかプロモーションビデオというか。
原作に忠実です。
全編2ch語、テクノミージック、ダンスと徹底的に遊びながらも、全く原作通りに進むシナリオには驚きました。
夢の中のオチと、現実世界に戻るオチがあったり。
あっという間に終わってしまったのは時間が短かったわけではないと思います。

▼第七夜
アニメーション映画。
恐らく原作にそこそこ忠実です。
激しく酔いました、以上。

▼第八夜
なんなんだろう・・・
原作の影はほとんどなし。わけのわからなさだけは再現されてます。

▼第九夜
実はミステリー映画。
原作にはほぼ忠実でラストは変更されてます。
ラストに明かされる真相までをうまく丁寧につないで、ラストであっと言わせる構成は流石です。
無駄なカットはほとんどなし、短い間ですが映画としてとてもよくまとまっていたと思います。
※夫婦ゲンカのシーンで緒川たまきが「ウソツキ」と言い出さないかはらはらしましたが・・・

▼第十夜
バトルコメディ映画?
原作にはそこそこ忠実です。
汚いシーンが多くて私には合いませんでした。

▼まとめ
第五夜のあたりで完全に集中力が切れました。
第六夜が非常に面白く、再び集中力が回復するも第七夜のCG攻撃で酔ってしまいました。
第九夜は映画として丁寧に作ってあったので最後まで集中して見られましたが、第十夜の途中でまたしても切れました。

面白かったのは第九夜と第六夜と第四夜、苦手だったのは第七夜、第八夜、第十夜です。

■対象
各監督、各出演者に興味があり、苦手なジャンルのない人向け
■見所
個人的に好きだったのは第四夜と第六夜と第九夜です。
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by unknown0083 | 2007-04-14 21:15 | 映画

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