【映画】転校生 さよなら あなた  

d0057574_136751.jpg■状況
ユナイテッドシネマ前橋にてレイトショウで観賞
■動機
最近流行の入れ替わりもののオリジナル版リメイクなので
■感想
まさかそう来るとは思わなかったので驚いた

■あらすじ
両親の離婚で、尾道から幼少期を過ごした信州へ引越しすることになった斉藤一夫(森田直幸)は、転校先の中学で幼なじみの斉藤一美(蓮佛美沙子)と再開する。一夫と一美は思い出の場所でもある水場へ向かうが、二人は誤って転落してしまう。




■コメント
面白かったです。

男女入れ替わりものの代表作「転校生」のリメイク版で、オリジナル版を制作した監督がリメイクするとのことで観賞を決めました。

主演女優、蓮佛美沙子が圧倒的でした。
序盤から男女が入れ替わってしまう設定なので、入れ替わった後は"女の体をした男"となるわけですが、スクリーンに映る彼女はまさしく"女の体をした男"でした。
露出も結構多いのですがスクリーン内の彼女は意に返した様子も無いように見え、顔まで違って見えたのは気のせいでしょうが、そのくらいの体当たり演技でした。

"男の体をした女"となる森田直幸は、男のときの顔と女のときの顔が明らかに違い、後半にかけて中身は女のまま芯が強くなっていく様子が見えるすごい演技をしています。

またこの映画、終始構図が斜めに傾いています。
傾きを強調するかのように、冒頭のタイトル画面で並行を意識させるような作りになっており、この傾きのおかげでスクリーン内での出来事が現実とは違うファンタスティカルな世界の出来事だと意識できるため、非常にいい効果だと思います。

そのファンタスティカルな世界の中のリアルを、主演二人とその両親役の俳優、特に古手川祐子が作り出して、物語に説得力を持たせていました。
それだけに、カンペを読んでいるような石田ひかりの演技がどうしても気になってしまいました。

後半の急転直下は物語上若干浮いている感は否めませんが、それを単なるお涙頂戴に終わらせること無く、それに対して映画内のテーマとあわせてる事で意味のあるものにしているところは流石キャリアの長い監督だと感心しました。


美しいものは美しいままにしておきたい。そのほうが大事に出来る。
一夫の恋人・アケミの台詞がこの映画の本質でしょう。
監督は、未来の子供たちのために美しい映画を残したかったのかもしれません。

≪追記するコーナー≫
下着の上にパーカーだけ着て自転車失踪、下着が付けられずに一夫につけてもらう、寝起きにはだけた浴衣、生理についてなど、特にパスしてもよさそうな事柄をきちんと描いていることでもリアルさが増していると思います。
蓮佛美沙子も断る事も出来たろうに、逃げずに行った女優根性に感服です。

■対象
変な目で見なければどなたでも楽しめると思います。
■見所
蓮佛美沙子
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by unknown0083 | 2007-07-13 21:45 | 映画

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