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【DVD】シムソンズ  

【DVD】シムソンズ_d0057574_1049798.jpg■状況
弟のライブラリより
■動機
弟が置いていったので
■感想
まあ、これはこれでアリかな。

■あらすじ
北海道常呂町の高校に通う伊藤和子(加藤ローサ)は、退屈な日々から抜け出したいと思っていた。ある日、和子は冬季オリンピックに出場した地元の英雄・加藤真人(田中圭)から、カーリングをやらないかと誘われる。

※日本カーリング協会競技委員長の阿部周司氏のご冥福をお祈りします。




■コメント
星井七瀬の演技がとてもまともに見える不思議な映画。
みんなもっとがんばれ。

スポーツ青春映画のつもりで鑑賞。
ラストで実話が元になっていると知りとても驚いた。
ただ、微妙に苗字に名残を残して(加藤→伊藤、小仲→尾中、小野寺→小野、林→林田)はいる程度で、キャラ設定は実話とはだいぶ異なるらしい。
別人として割り切っても特に差し障りない。

さてこの映画、メインメンバー揃って演技がいただけない。
星井七瀬と藤井美菜はある程度まともに見えるが、おそらくそれは周りがちょっとアレな感じだからだろう。見ている方がなんだか照れてしまうような演技はちょっといただけない。
さすがに、大泉洋や松重豊あたりは安定しているがメインメンバーはもう少しならなかったものか。
特に泣かせのシーンを担当した高橋真唯は、そのシーンだけでも徹底的に鍛えて上げたほうがよかったかもしれない。反対側で星井七瀬がしっかりとやっていただけになおさら。

ただ、ある程度すると慣れてしまうのもまた然り。
慣れるまでは我慢の時間。
そして、慣れてしまえばハイテンション気味な青春映画として楽しめる。
メインのカーリング部分と、ハイテンションな青春シーンだけ楽しめればいいに違いない。

そして不思議なことにこの映画を見ているとカーリングの面白さがわかる。
ルールや戦術の説明など、非常に簡潔にわかりやすく説明してくれる。特にルール説明のシーンはそのままオリンピック中継などの際に差し込んでも遜色のない出来栄えで思わず感心してしまった。
また、さりげなくカーリングの裏舞台を見せることで興味を惹かせたりと、カーリングの魅力を目一杯伝えようとしているのがわかり、非常に好感が持てるいい映画だと思った。


映画の舞台の常呂町ではとてもカーリングが盛んなようだ。そしてカーリングに対してある種誇りのようなものを持っているらしい。
実際はどうかというのはおいておいて、そういう雰囲気が映画の中からも感じられた。
そういう意味ではこの映画は成功なのではないだろうか。
少なくとも私はそう思う。

■対象
スポコン映画が好きな人、カーリングに興味のある人、出演者のファン
■見所
決勝戦

by unknown0083 | 2007-09-24 10:50 | 映画

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