【映画】フローズン・タイム  

d0057574_194786.jpg■動機
予告編をみて気に入った為
■感想
「アートな感じ」
■満足度
★★★★★★☆ いいかも

■あらすじ
美大に通っているベン(ショーン・ビガースタッフ)はガールフレンドのスージー(エミリア・フォックス)と別れてはみたものの、未練がましく「やり直したい」と申し出る。しかし、スージーにすでに新しい恋人がいるという事実を告げられベンはショックで不眠症になってしまう。




■コメント
予告編で観た「どうやって撮っているのか皆目検討のつかない映像」に惹かれて鑑賞。
とても「アートな感じ」のする映画だった。
色々考えた結果、これが一番当てはまる表現のような気がした。

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こういう言い方も何なんだが、この映画はとにかく映像美。
時の止まった空間の映像や、不眠が始まった時のベッドに落ちる映像など、
「いったいどうやって撮ったんだ?」
という映像が満載で、それ見てるだけで「おーっ!」っと感激してしまう。

合成なのかも知れないが全く合成に見えず、間違ってもマネキンのような硬質な感じはしない。とはいえ、人間をあの状態で止めておく事は不可能に近いだろうし、本当に謎だ。

d0057574_21442911.jpg時を止めた世界を自由に歩きまわれるという設定は、どうやら男性陣の妄想を掻き立てるのに十分で、「ザ・ワールド(ジョジョの奇妙な冒険第三部より)だ♪」なんていう発想をしていた私の頭の中がどれだけお花畑だったかという事を、館内がどっさり男性客だという事実でようやく気付いた。

時の止まった世界で、とりあえず脱がしてみるのはお約束としても、それがどういう訳か全然いやらしい感じがしないのは、やっぱり「アートな感じ」だからだろうか?
色々な所で使われるヌードシーンも、いやらしさよりも美しさを際立たせるような撮り方をしているっぽく、やっぱり「アートな感じ」なんだな、などと思ってみたり。

d0057574_2149110.jpg見ていて気付いたのは、どちらかというと女性向な映画なんじゃないかという事だった。
「なんとなく」というだけなのだが、作品内の美的センスは男性向けというよりは、女性向けに焦点合わせてある気がした。
だからこういう男性ばっかりな館内というのは、監督にとっては不本意なのかも知れない。

色々と考えてみたのだが「時を止める能力」というものが、彼の妄想なのか、実際の能力なのか、それがどうしても分からなかった。
しかし、それはどっちでもいいような気がしている。
この映画は「アートな感じ」が気に入ったので、そこに色々と理由付けしたってしょーがないなっと割り切った。

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不思議と、最初は「不貞腐れたオバチャン」にしか見えなかったシャロンが、物語の進行とともに段々とキレイになっていくように見えた。
これも「アート」なマジックなのかもしれない。

≪追記するコーナー≫
原題は「CASHBACK」で、個展のテーマは「FROZEN SECOND」だった。
邦題が「フローズン・タイム」になったのは恐らく、「キャッシュバック」だと何の映画だかわからず、セカンドもセコンドも別の意味がある日本では「フローズン・セカンド」(あるいはセコンド)では意味が通じないという事から、「秒」を「時間」に置き換えた、という感じだろう。
結果、物凄く「ファンタスティカル」で「アートな感じ」のするタイトルになったと思う。
ここは配給会社、グッドジョブだ。

■状況
MOVIX伊勢崎にてサービスデー価格で観賞
■対象
男性ばっかりの館内だったが、個人的には女性向けの様な気がした
■見所
レースはもうちょっと長く見たかったかな。でもカンフーには笑った。
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by unknown0083 | 2008-02-14 19:00 | 映画

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