【映画】ちーちゃんは悠久の向こう  

d0057574_2352387.jpg■動機
「時をかける少女」の感動再び!(嘘)
■感想
まあどうしてもこうなってしまうんだろうな・・・
■満足度
★★★★★☆☆ なかなか

■あらすじ
幼なじみのちーちゃんこと千草(仲里依紗)と、モンちゃんこと悠斗(林遣都)は子どものころから仲良しで、いつもずっと一緒だった。やがてそんな2人も高校に進学し、同じクラスになる。母親が家出し、酒浸りの父親と2人暮らしの悠斗にとって、昔と同じように千草と過ごす時間だけが唯一安心できる瞬間だった。




■コメント
存在を知ってから、妙に観にいきたかった映画。
アニメ映画「時をかける少女」の主演と主題歌担当が、そのままの役割で今度は実写で。
仲里依紗がどんな人か知りたかったというのが一番強かった疑惑。
公開から1月以上遅れて地元(とはいっても結構遠い)での公開となったため行って来た。

「ライトノベル原作の実写映画化というのはやっぱり難しいんだな」と、
つくづく思い知ってしまった。

多くのライトノベルがもつ、どことなく漫画チックな設定は、文章やアニメーションの世界では魅力的に機能するものの、実写化されるとどうしても現実世界との間に歪みを生んでしまうように思う。
なので、内容をアレコレと考える癖があると、思考が必ずどこかで行き詰ってしまう。
この映画も、そんな奥歯にモノが挟まったような感覚が残ってしまった。
※ちなみに原作は未読。

内容に触れると即ネタバレに通じる恐ろしい映画なんだが、ちっとくらい触れないことには何にも書けないので、ネタの正体そのものをバシッと書いちゃうようなことはしないが、それに近いことは書いてあるかもしれない。
なのでこれから鑑賞しようとしている人手、勘のいい人は要注意。
とはいえ、一番大きなネタはタイトルの段階でネタバレているので、そうそう構えなくてもいいと思うし、なにより知っていれば知っているで楽しむことができたりする。
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というわけで、見る前から一番のネタには気づいていたので、それをどういう風に隠し、時には誤魔化し、そしてどういうタイミングで明らかにするのかっという事に興味をもち、ちょっと捻くれた期待をしていた。

隠し方に関しては結構いろいろと手の込んだことをやっているというのがわかる。
映り込みがおきそうな所、窓際や水辺、鏡の側には決して近づけさせない徹底振りにはちょっと感心した。もしかしたら多少移りこんでもCGで消していたのかもしれないが、残念ながらそこまではわからない。

誤魔化し方はちょっと微妙だったかなと思う。振り向かせたり独り言を言わせるくらいでは誤魔化しているうちには入らないだろう。もうちょっと一声欲しかった。※あのあと運転手はどうしたんだろうか・・・

明らかにする方法は「なんで今まで気づかなかったん?」と思わず突っ込まずにはいられないような、そんな有様で、このあたりはもしかしたら原作通りにやっちゃったんじゃないかと思ってみたりした。もしも映画オリジナルのシーンだったら、対象年齢は私が思っていたよりもっともっと下だったっという事になんだろうな・・・。

いっそ、アレは想像力の賜物でほかの人には見えないもの、とかにしておけば実写映画として成り立ったのかも知れないが、それはアレコレと理由をつけたがる人間の悪い癖なんだろうなと思ってみたりする。

とはいえ、全体的に見れば、なんのかんのでそんなに悪い印象は残っていない。
それは何でかと言えば、主演の仲里依紗と林遣都が、お互い自分にあった役柄だったのか結構生き生きとして見え、それがちょっと微笑ましくもあり、それだけで案外満足してしまった、ということなのかも知れない。

≪追記するコーナー≫
離婚届のくだり「久野」のふりがなが「ひ さの」になっていたのに大ウケw
林遣都が意外としっかりしていてびっくり。
ケースに眠ったままの「バッテリー」(林遣都主演)をちょっと見たくなった。
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仲里依紗はアニメキャラっぽい雰囲気を出していたのかな?
しゃべる前に口を「モゴっ」としたり「ニィっ」としたりしていたのがイヤミにならない程度に気になったが、他の映画でそういう癖を見かけなかったので、きっと発声の為かキャラ作りだったのかもしれない。

d0057574_23554672.jpg林田役の波瑠は、メチャメチャめがねが似合っていた。
しかし入浴シーンではめがねを外しており、その時は最初誰だか分からなかった。
映画ではあんまり意味のないキャラだったが、もしかしたら原作ではなにか重要な役柄だったのかもしれないなっと、思わせる程度には存在感があった。
弓道部の怖い先輩(小野まりえ)は、きっと久野の事が好きだったんじゃないかと思った。
もしくは部長が久野を好きなのを知って、わざと居残りさせて仲を取り持ったように見えた。
なんのかんので、そんなにイヤな人には見えなかった。
その部長(高橋由真)がなんだか原田知世に見えてビクビクした。
棒読み調の台詞回しが全部演技だったと知ったときはもっとびっくりした。

そんな事より「やはり日本女性は袴姿だな♪」としきりに思った。

■状況
ユナイテッド・シネマ前橋にて映画の日価格で観賞
■対象
ライトノベル世代(現在好んで読んでいる方含む)、日常のファンタジー好きな人など
■見所

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by unknown0083 | 2008-03-01 19:30 | 映画

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