【映画】うた魂♪  

d0057574_23265390.jpg■動機
夏帆主演の映画だったのでチェックしとこうかと。
■感想
めちゃめちゃ感動。
■満足度
★★★★★★★ まんぞく

■あらすじ
函館・七浜高校合唱部のソプラノリーダー、萩野かすみ(夏帆)は自分の歌声とルックスに過剰なまでの自信を持つ女子高生。しかし、秘かに思いを寄せる牧村純一(石黒英雄)が撮ってくれた、大口を開けて歌う自分の写真を見てがく然とする。その日以来、自信喪失してしまったかすみ。しかし、ライバル校のヤンキー合唱部の魂の込もった合唱と、部長・権藤洋(ゴリ)の一言をきっかけに自分を取り戻す。




■コメント
めちゃめちゃ清々しく、めちゃめちゃ感動できる、随分といい映画だった。
正直、びっくり。
「かるーく面白い」程度の出来を期待していたんだが、意外や意外。
夏帆主演映画とは、案外相性がいいかもしれない。

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ちょっと変わってるなと思ったのは、主人公達はすでにAランクの実力を持っていて、主人公かすみはその中でも特Aランクの実力を持っており、目標は全国大会出場というところ。
なのでこの映画はサクセスストーリーというよりも、主人公かすみの成長物語という感じの雰囲気。
それがまた良く伝わってきてびっくり。
※身に覚えがあることばかりだからだったのかもしれないが・・・

正直いうと、序盤部分の「夏帆・おばかちゃんモード」の部分は、観ていてとても痛々しく、
「ホントドウシヨッカナモウ・・・(苦)」と苦笑いが絶えない状態だった。
しかし、「夏帆・いじけモード」に入った辺りからドンドン面白くなって、「夏帆・一皮向けたモード」ではもう完全にハマリ込んでいた。
※終盤で見せる「夏帆・十代の本気モード」はサイコー

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合唱のシーンはどのシーンも素晴らしかった。
なんというか「見事!」とも「拍手!」とも違う、なんか圧倒される感じというか「おぉ・・・」っというか「すげぇ・・・」っていうか、とても分かりづらいがそういう感じ。

選曲もまた素晴らしい。
そりゃあ、昔から歌謡曲を合唱曲用にアレンジしたりはしていたが、だからと言って、一体誰が尾崎豊を使おうなどと思いついたのか。
それをちゃんと、尾崎の曲は尾崎の曲のように歌わせていたのがホント嬉しかった。
※行儀良く真面目な尾崎なんてくそくらえと思うもん、この位で丁度いい

コンテストのシーンもそれだけでクライマックスに出来るくらいのシーンで、正直このシーンで終わりかと思ったのだが、実はまだ続きがあって、これにはかなり驚いた。
これ以上はないだろうという合唱だったので、まさかそれより上が出てくるとか思わなかった。
「切り札」を切ったのに、まだ「奥の手」を持っていた、という感じ。

ラストの合唱はめちゃめちゃ凄かった。
序盤と後半では同じ行動でも意味合いの全く違うかすみの成長っぷり、
歌にひきつけられるオーディエンスの反応、
通常であれば絶対にやらないだろう指揮者の行動など、
全てが感動的だった。
気付いたら私も声には出さず歌っていた。

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贅沢を言うならば、
舞台が北海道なのに北海道弁をしゃべっていないぞとか、
北海道が舞台ならちゃんと北海道でロケしなさいとか、
突っ込みを入れるべきボケにちゃんとツッコミが入ってないぞとか、
逆にツッコミ不要なボケにいちいち突っ込まなくてもいいぞとか、
曲提供までしたゴスペラーズの歌うエンディングテーマが一番しょぼいぞとか、
そういう「勿体ないな」と思う部分が、あったことはあった。

しかしそれ以上に、ガーリーな映画としての魅力が勝っていて、特に主演の夏帆をはじめ、メインキャストの徳永えり、亜希子、岩田さゆりあたりが、随分とハツラツとしていて楽しそうで、見ているだけでワクワクしてしまうようなそんな雰囲気があり、細かい事をいちいち気にしていたら、そっちの方が勿体ないって思った。

そんな訳で、試写会で観賞してしまった「うた魂♪」
ホントただで観ちゃって申し訳ない。
本上映開始したら、ちゃんとお金払って観にいく予定。


≪追記するコーナー≫
夏帆がたまに裕木奈江に似て見えてゾッとした。
それが別に悪いってわけじゃないが、なるべく陽のあたる道を行って欲しいと思った。
映画「フラガール」で網走へ向った徳永えり。
時代を超え同じ北海道で元気にピアノを弾いている姿にちょっとだけ感動。しかも上手い!
気の強い部長がとてもはまっていた亜希子。
どこかで見たと思ったら「夢が丘」の売り子さんだった。
「お、いやな女登場、誰だろ?」っと思ったら岩田さゆりだった。
清純派なイメージよりこっちの方が似合うw
倍以上年の離れた夏帆とゴリが、同級生として並んでも違和感なしという雰囲気に脱帽。
序盤から「漫画チック」な雰囲気を徹底して作っていた結果の勝利かも。
なんのかんので一番いい役だった薬師丸ひろ子。
ふにゃっとした役なのに、ぴりっとしまる感じが凄く不思議だった。
また、夏帆と岩田さゆりの子役があんまりに二人に似ていてびっくりだった。
その他、ともさかりえと田中要次がいい味出していた。
※全然関係ないが、DVD化された際のチャプタータイトルがめちゃめちゃ気になる

≪尾崎豊のコーナー≫
d0057574_2336876.jpg劇中で流れる尾崎曲は3曲。
うち「15の夜」と「僕が僕であるために」の2曲が合唱用。
挿入歌として流れるもう1曲は、「尾崎豊トリビュートアルバム」に入っていないのが本当に惜しまれるくらいの出来栄えのもので、これは聞いていてホント鳥肌がたった。
竹内めぐみには失礼だが、今からでも差し替えてもらえないかな・・・


■状況
MOVIX伊勢崎にて試写会で観賞
■対象
全国合唱部(老若男女問わず)のみなさんとそのお友達や家族・友人、音楽映画が好きな人、夏帆のファン、フラガールを見た人、岩田さゆりファン、ガレッジセール・ゴリのファン、狂信的ではない尾崎豊ファンなどなど。
ゴスペラーズファンの人は最後にガッカリすること請け合い。
■見所
喜怒哀楽の全てを詰め込んだ夏帆の演技、おびえる徳永えり、つよがる亜希子、おじいちゃんの彫り物、喫茶店、「私みたいに歌えばいいんだよ」「ラストステージは必要でしょ?」「いまさら遅いんだよバァカ・・・」「そこは三連譜、ひとつひとつの音符を大事に歌うの」「あんたの場所はこっちじゃないよ」など、色々出てくるなぁ♪


■試写会について
この映画の試写会は「合唱部募集」というのをしていて、試写の前にご近所の合唱部の方々が合唱をを披露してくれる、という仕組みだったらしい。
私が参加したMOVIX伊勢崎の試写会には「太田女子高校合唱部」の皆さんが選抜されており、上映前にその美声を披露してくれた。
これ聞いているのと聞いていないのでは、ちょっと映画の感想かわると思う。
「ピアニカっ!?」
とか思ったけど、そうだ、確かに必要だ。※劇中ではハープを使用
映画がいかにリアルかも伝わり、合唱部の存在をアピールする機会にもなる。
これはとてもナイスな企画だと感心。
太田女子高校合唱部の皆さん、ありがとうございました&お疲れ様でした。
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by unknown0083 | 2008-03-13 19:00 | 映画

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