【映画】歩いても 歩いても  

d0057574_226456.jpg▼動機
是枝裕和
▼感想
面白かった
▼満足度
★★★★★★☆ いいかも

▼あらすじ
夏のある日、横山良多(阿部寛)は妻のゆかり(夏川結衣)と息子のあつし(田中祥平)とともに実家に帰省した。この日は、15年前に他界した兄の命日。しかし、キュレーターの仕事を失っていることを口に出せない良多にとって、両親(原田芳雄、樹木希林)との再会は苦痛でしかなかった。




▼コメント
敬愛する西川美和の師匠である是枝裕和の最新作。
という理由だけで鑑賞を決意。
何も期待しなくても、何かすごいものを作ってくれそうな、そんな気配を感じながらの鑑賞。

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映画らしい映画を観たという感想。
特に内容をあれこれという映画じゃない。
よその家族のひと夏のお話として捕らえる人もいるだろうし、自分の現状に置き換えて考える人もいるだろうし、見方も感じ方も捕らえ方も人それぞれ、というような映画だった。

食事が全て美味しそうだった。
その中でも「豚の角煮」が一番美味しそうだった。しかし「とうもろこしの天ぷら」も捨てがたかった。あれは炸裂しないのかな。軽くハネてたみたいだけど大丈夫なのかな?
混ぜご飯も美味しそうだった。
※でもやっぱりスイカは虫のエサなんだよな・・・

何の説明もないまま物語が始まり、じっくり観ていくと次第に全容が明らかになっていくような感じが良かった。


「家族の命と引き換えに助かった少年をその法事に呼ぶなんて残酷な」と思っていたら、本当に残酷目的でやっていると知ってホッとした。笑顔で接客する母、仏頂面の父。母親の呪詛のようなものを感じずにはいられなかった。

その他、差し込まれた小さなエピソードのいくつかが記憶に残る。
d0057574_22113156.jpg「生き別れと死に別れ」
「おばあちゃんち大好き」
「むくれる祖父」
「医者は良いぞぉ」
「見送るだけの祖父」
「子供は無理よね」
「ブルーライト・ヨコハマ」
いくつか身に覚えのあるエピソードもあった。

映画の中に是枝監督の死生観のようなものが盛り込まれてあったような気がする。
また、誰かに捧げる映画のような雰囲気もした。
ただどれも押し付けがましくなく、ゆったりと入り込んでくる感じがいい。
いい映画を観た。
そんな感じでシアターを後にできた。


≪追記するコーナー≫
弟子(?)の西川美和の作品「蛇イチゴ」に対するアンサーシネマのような気配もする。
アプローチは違うがなんかそういう印象も持った。


▼状況
イオンシネマ太田店にてレイトショウ価格で鑑賞
▼対象
それでもやっぱり夏に見たかった
▼見所
豚の角煮がどうしても食べたくなり実家に帰った。とうもろこしの天ぷらはまだ食べていない。
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by unknown0083 | 2008-10-12 20:40 | 映画

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