【映画】誰も守ってくれない  

d0057574_195744.jpg▼動機
時間的にこれしか合わなかったっていう話
▼感想
マスコミの良心を信じようとした私がバカだった
▼満足度
★☆☆☆☆☆☆ がっかり やっぱり

▼あらすじ
ニッポン放送株取引にてライブドアに敗北をしたフジテレビは、インターネットの世界に対して復讐を誓う。三年後、フジテレビは犯罪被害者家族となってしまった娘と、それを守る刑事を描いた映画「誰も守ってくれない」を製作する。マスコミの問題点を明るみにしたというこの映画は、実はフジテレビがネットの世界に向けて放った復讐の矢だった。




▼コメント
この映画の表向きなテーマに関しては自分でもいくつか解決方法を提示できる。
1.ワイドショーを廃止する
2.ニュースソースは共同通信のものを使う
これだけで随分とおとなしくなるはず。

この映画を見に行ったのは、この問題に対するフジテレビなりの解決方法っていうのに興味があったから。
しかしなんのこっちゃない、そんなの最初っから語る気も提示する気もなかったんだ。

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まさかね・・・
マスコミの過熱報道の弊害をテーマにしておきながら、後半からはネットユーザー批判にシフトするとは思わなかった。

しかもどのくらい真面目にやるのかと思ったら、単に目の仇にするだけに終始。
ネットユーザー描写はリアリティゼロ。
ガラスに石を投げたり、ノートPCで殴ったりなんてするわけ無いじゃんか。

そもそもネット上には、「リーマン予想の証明」や「宇宙の真理」など、
「誰も知らない情報」は流れない。

つまり、事件と事件の沿革をマスコミが報道しない限りネットにソースは流れないって事で、それはすなわち、報道あってのネット情報っていう事。
要するにマスコミは「ネットの暴走」を自分達の責任だと考え無ければダメなハズなんだ。

今回この映画が扱った題材は、そこまで踏み込めて完成だったと思っている。
だから、そこを切り離してネットを使う人間全てを「悪しき人種」として描写したこの映画には、
残念ながらガッカリ映画としての価値しか見出せない。

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っと言うわけで、残念な映画を選んでしまったな、という感じ。
マスコミが自分達の醜態を晒しただけの映画を作るわけがないとは思いつつ、それでもマスコミの良心という物を信じようとした自分の浅はかさに反省。


≪追記するコーナー≫
マジメに映画の話をするならば。
登場人物に対して、びっくりするほど誰にも共感できない映画だった。
ことごとく自分の事しか考えてない連中だった。
そんな中、佐々木蔵之介に与えられた台詞だけが唯一まともに聞こえた。
きっと建前じゃなく人物のホンネに近かったからだろう。
※それでも一般視点で見れば「何言ってるの?」っていう話なんだが

≪蛇足するコーナー≫
佐藤浩市さんへ
そろそろちょっとお仕事を選んだほうがいいかと思われます。
もう少し質のいい映画を選ぶとか何とかしないと「佐藤浩市の出ている映画はヒドイ」とか言われて、他の出演作で競演した方々が迷惑を被る事になると思います。

志田未来さんへ
あなたがドラマ「女王の教室」で多くの人から共感を得たのはいじめられる姿に同情したのではなく、戦う姿に共感したからだと思っています。
しかし、最近のあなたの出演作はあまりそういう感じが見られず、むしろ
「かわいそうな自分を見て」っていう役が多いような気がします。
あなたのせいではありませんが、あまりいい傾向ではないと思います。

冨浦智嗣さんへ
同フジテレビ系のドラマ「わたしたちの教科書」で志田未来さんを死に追いやったあなたが、彼女とカップル役なんかするわけが無いと思っていましたところ、まさに案の定な展開になったのは笑うところでよろしいのでしょうか?
確かにこういういじめっ子な感じはあなたに似合っていると思いますが、連続テレビ小説「つばさ」には持ち込んでほしくないなっと思っておりますので、よろしくお願いします。

佐々木蔵之介さんへ
後半の急展開はあなたを置き去りにしてしまいましたね。あなたと佐藤浩市さんの攻防戦を期待していただけに、とても残念でなりません。
あなた演じた役が描いたシナリオと実際の映画のシナリオの違いを坂道にたとえた話は、迫真過ぎて大笑いでした。
ところで何のために風邪をひいた役立ったんでしょうか?


▼状況
MOVIX伊勢崎にて映画の日価格で鑑賞
▼観客
100人くらいいたような?

▼対象
この映画が外国映画祭で高評価って「背筋が凍る」なぁ・・・
▼見所
志田未来の部屋を物色しようとする松田龍平と、それを阻止しようとする佐藤浩市の攻防戦
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by unknown0083 | 2009-02-01 13:10 | 映画

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