【映画】チェ 39歳 別れの手紙  

d0057574_2025101.jpg▼動機
チェ・ゲバラを知りたかった
▼感想
チェ・ゲバラに対して欲が出てきた気がする
▼満足度
★★★★★☆☆ なかなか

▼あらすじ
1959年にキューバ革命に成功した後、国際的な名声を得たチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)。しかし、チェ・ゲバラは変装した姿で家族と会い、最後の食事を済ませると、急に姿を消してしまう。そしてラテン・アメリカの革命を目指し、ボリビアを訪れる。




▼コメント
20世紀のカリスマ「チェ・ゲバラ」のその最期を綴った本作「チェ 39歳 別れの手紙」
「なるほどそう作ったか・・・」という感じ。

キューバ革命以降、一革命家でしかなかったチェ・ゲバラがどのようにして20世紀最大のカリスマにまで駆け上ったのか、という所を知りたかったのだが、どうやらその答えはこの映画の中には無かったみたいだ。

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この映画の段階で既に彼はカリスマだった。
という事は、どうやら彼はキューバ革命成立後にカリスマとなったらしい。
もしかすると「チェ 28歳の革命」の国連のシーンの前後だろうか?

で、完結編となる今作はチェ・ゲバラ最後の戦いが延々と流される。
チェ・ゲバラがボリビアで死んだのは既に知られている。
なぜ、彼がボリビアでの革命に失敗したのか。
そういう観点からこの映画はその事実を粛々と流す。

正直、面白いかっと言われるとそうでもない。
ただ、味方に足をひっぱられ続けたチェ・ゲバラには少々同情する。ドライに切り捨ててしまえばいいじゃないか、と何度も思うシーンはあった。ただそれこそがチェ・ゲバラなんだろう。
彼は革命家であり、軍人ではなかった。
きっとそういうことだ。
※いまでもぜんぶあのバカ女が悪いと思っているが・・・

彼の思想で行けば国民全体が革命の意思を持たなきゃいけない。
ボリビアではそれができなかった。
五年にわたる裏工作が意味を成さなかったのか、国民が無学だったせいか、それほどの気力をもてないほどに現実に打ちのめされていたのか、それはわからない。

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今回、この映画(前後編)を見たことで、チェ・ゲバラという人物に興味を持つことができた。
色々な所が抜けている映画なので、これで知った気になることはできないが、何か機会があれば、今以上の知識を得たいという欲が出てきた。
これってやっぱり「映画が素晴らしかった」という事なんだろうか?

≪追記するコーナー≫
それでも、たとえば「源義経」の話だとして、
前編では一の谷や屋島・壇ノ浦から平家滅亡までを描き、後編では奥州逃避行を延々と見せる、という感じのつくりってどうなんだろうかという疑問はある。
それでもこの映画はちゃんと成立しているから凄いんだろうけど。

≪蛇足するコーナー≫
たとえば「尾崎豊」の話だとして、前編ではデビューから17歳の地図・回帰線・壊れた扉からあたりの話を描き、後編では「放熱への証」近辺の話を延々と語られたら・・・
この場合はきっと暴動が起きると思うなぁ・・・


▼状況
イオンシネマ太田店にてレイトショウで鑑賞
▼観客
10名ちょっと(カップルが少なく男女ソロ客が多いので驚き)

▼対象
やはり人物に興味のある人やこれから知ろうという人向きかと
▼見所
アメリカはやっぱり世界のワルモノだということ
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by unknown0083 | 2009-02-18 20:28 | 映画

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