【映画】ハルフウェイ  

d0057574_2256299.jpg▼動機
ここでしかやってないから
▼感想
で、なんで標準語?
▼満足度
★★☆☆☆☆☆ ざんねん

▼あらすじ
田舎の高校に通う高校3年生のカップル、シュウ(岡田将生)とヒロ(北乃きい)。ある日、シュウが遠く離れた東京の大学への進学を考えていると知ったヒロは、まだ決めたわけではないと優柔不断な態度を見せるシュウと大げんかに。シュウの夢を応援したい気持ちもあるヒロは、卒業を前にさまざまな思いをめぐらせ始める。




▼コメント
全編ほぼアドリブで構成された青春映画風の・・・映像集?
といった感じ。
基本的に大筋の物語以外はなく、各シチュエーション毎に各登場人物(大部分が岡田将生)と戯れる北乃きいを眺めるシステム。そしてたまに岡田将生を眺めるシステム。

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こういうのを「映画」というかどうかはわからない。
全編アドリブにすることで、演者の素の感情をダイレクトに撮ることに成功し、思春期の淡い恋心やゆれる想いなど、この時期特有の心情を切り取り、それを手持ちカメラで撮影することによりドキュメンタリー風に仕上げ、より一層のリアリティを追求した・・・・・・

といえば聞こえはいいんだけど、
どうも「ただ撮っただけ」という感じがしてしまう。

というのは、脚本がないため登場人物に深みを与えることが出来ず、ちょっとおバカな北乃きいと、ちょっと優柔不断な岡田将生が、終始戯れているだけにしか見えなかったから。
ちゃんと「ヒロ」と「シュウ」にしてあげるだけのバックボーンは作らなきゃいけなかった。

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それと、演出上の問題として「北海道小樽市」であることをばらしてしまった終盤の演出はいただけない。
この手法で撮影し、「北海道小樽市」を単なるロケ地ではなく物語の舞台として使用しているならば、せめてその土地の言葉(北海道弁)が喋れる人を使って撮らなきゃいけなかったと思う。
それが出来ないなら、架空の田舎町のままにしておくべきだった。
※もしくは「アドリブリハーサル」の後、後日脚本を使って撮影するとか

まあそんなこんなで、「面白い」と思うよりも「手を抜いている」という感想の方が前面に来てしまったため、色々なところの手抜き加減が結構気になってしまった。
※一番ひどいのは、川岸のシーンで足元が最初の長回しではぬれていたのに、いったんカットを切ったら足元が乾いていたり、濡れているはずの草の上に普通に座ってみたりするシーン。

結局、この監督が本職である脚本を捨ててまで、
撮りたかったもの、
伝えたかったもの、
残したかったもの、
という部分が、私には見つけられなかった。

≪追記するコーナー≫
「ハルフウェイ」というタイトルはアドリブ部分で北乃きいが”Halfway”を読み間違ったものらしい。じゃ、元々の企画段階でのタイトルはどんなだったんだろう、というところは気になった。
しかし今の子は”Halfway”も読めないんだ・・・

≪蛇足するコーナー≫
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親友というよりは姉と妹のようだった北乃きいと仲里依紗。
こっちをメインに進めていったら「花とアリス」ならぬ「きいとリイサ」が出来そうだった。というか、その路線で行ってくれた方が面白いものになったんじゃないか、と感じたのはきっと私だけじゃないはず。
というかやっぱり「ヒロとメグミ」じゃくて「きいとリイサ」なんだよな・・・

≪一言コーナー≫
光の使い方とかに岩井俊二色が強く出てた。
ラストでsalyuがうるさかった。
仲里依紗のバスケがさまになってた。
切り方は良かったと思う。
高校生の自主制作映画チックなロケーションが多いのは気のせい?
上映前に映画「ドロップ」の予告編が流れた為、成宮寛貴(「ドロップ」では高校生役)が最後まで先生に見えなかった。


▼状況
MOVIX伊勢崎にて映画の日価格で鑑賞
▼観客
20名前後(若い女性客多し)

▼対象
北乃きい、岡田将生、仲里依紗の熱烈なファンの人で、一時間以上見ていても飽きないという人。
▼見所
ところで、この感想内で使用した画像のシーンって、どれをとっても本編にはなかったような気がするんだけど、どうなんだろう?
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by unknown0083 | 2009-03-01 19:40 | 映画

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