【映画】スラムドッグ$ミリオネア  

d0057574_17583746.jpg▼動機
去年の夏秋に誰かのサイトでみて
▼感想
人生に無駄なものなどひとつもない
▼満足度
★★★★★★★ まんぞく

▼あらすじ
テレビ番組「クイズ$ミリオネア」に出演し、賞金を獲得したジャマール(デヴ・パテル)だったが、インドのスラム街で育った少年が正解を知るはずがないと不正を疑われ逮捕される。ジャマールになぜこれほどの知識があり、この番組に出演するに至ったのか。警察の尋問によって、真実が明らかになっていく。




▼コメント
一番最初にどのサイトで情報を仕入れたのかは忘れてしまったが、去年の夏か秋くらいからこの映画のことは知っていたような気がする。
それがアカデミー賞候補となり、徐々に脚光を浴び、最終的に8部門で受賞したことで一気に知名度を上げた。

こうなるといつもは「どっちでもいいや」という気持ちになってしまうところなのだが、不思議とこの映画はそうはならず、終始一貫見たい映画として残っていた。
それだけ期待が大きかったという事だろう。
最初に情報をもらったサイトの持ち主に感謝したいくらい、いい映画だった。

内容に触れると台無しというポイントがいくつもあるため、一応原則ネタバレなしで書くブログとしてはあまり色々なことは語れないのが残念なのだが、ひとつだけ。
入れる場所はないなと思っていたインド映画恒例といわれえるダンスシーンがちゃんと入っていた事に大変感動し、この映画の製作スタッフはちゃんとインドという文化に対して畏敬の念を抱いていたんだなという事が感じ取れ、とても感動した。

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人生は意外と狭い範囲で収束している。
何を考え、何を感じ、何を覚えていくか、それで範囲が変わっていく。

この主人公にとって「クイズ$ミリオネア」が人生の収束ポイントだったのだろう。
クイズ番組に出場すること、そこで出題されたクイズ問題、それら全てがこれまでの自分の人生の集大成とも言うべきものだった。
だが、そうなり得たのは彼が生きることに真摯に向き合ってきたからだろう。

そしてこれは、きっと誰にも起こりえることかもしれない。
今ある事柄に少しづつでも興味を広げて行き、見聞を高めること。
そしてその中で少しづつ知識を吸収していくこと。
それがいつか大きな幸福へと繋がっていくのかもしれない。

それを考えるとこの映画が、
「人生に無駄なものなどひとつもない」
と訴えかけているような気がしてならない。

≪追記するコーナー≫
世代を重ねてもさほど変化のないジャマールと、世代を重ねるごとにどんどん格好良くなっていくサリームと、世代を重ねるごとにどんどん劣化していくラティカと、主人公達の年の重ね方がそれぞれだったのが印象に残った。
もしかしたらなんらかの意図があったのかもしれないが、あまり深読みはしないことにした。
また、インドにはカースト制度がある為、そうそうと職業など選べないはずではないかと思ったが、その制度はヒンドゥー教に絡んだ身分制度だったことに途中で気付き、なるほどなっと思った反面、主人公をイスラムとしてしまうことでその部分を曖昧にしたんじゃないかという残念さは感じた。とはいえ、それは贅沢な望みという物で、映画自体の出来がが残念だったという訳ではなかった。

▼状況
MOVIX伊勢崎にてレイトショウで鑑賞
▼観客
翌日も平日のしかも深夜に至るレイトショウだったが、それでも40名弱いたことに驚き

▼対象
簡単な時系列飛ばしを使っているのでそれについていける人であれば。
▼見所
全編伏線みたいなものなので見落としなきように、という感じ。
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by unknown0083 | 2009-04-29 18:06 | 映画

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