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【感想】つばさ(26週目)  

【感想】つばさ(26週目)_d0057574_20314446.jpg最終週「二度目の春」

大団円に向けての週。

半年間に渡る物語もついに終焉。
全員が欠けることなく幸せになれるようなエンディングにするために、これまでに張ったすべての伏線を回収・・・と思いきや大した伏線なんかなかったような気がする。

白無垢の件は最初見た時はそれなりに驚いたものの、三週前には真瀬かと思ったら二週前の大逆転でちょっと分らない感じになり、先週の放送でもしかしたら妄想かも?っと思ったらやっぱり妄想だったのでなんとなく納得。
まあ「つばさ」らしい煽り方だった。

今週見事だったのはイッセー尾形と多部未華子との別れのシーン。
「あれ?もう見えてないんだ・・・」
というある意味滑稽なセリフに命を吹き込んだイッセー尾形が見事。
何のかんのでこの別れを悲しんでいるのはラジオの男だった。
それを感じさせてくれた二人の芝居が素晴らしかった。

さて、この半年間のお仕事で多部未華子が得たものは何だろう?

視聴率が良かったわけでもない。
知名度が上がったわけでもない。
物語が面白かったわけでもない。

そんなドラマでも半年間の朝の顔としての立場は少しでも彼女に影響を与えただろうか?

元々スキルが高いことを知っている人間としては、この半年で演技が特に変わったようには思えないが、現場で共にドラマを作っていた人達からは「最初と最後で随分と変わった」という声もあるらしい。※※この女優さんは最初からそれを解っていたという声もある

長瀞の前後で演技が違うのは「つばさ」の覚悟を反映させたものだと思ったが、あれを本人が女優として生きる覚悟を背負ったのだとしてみるならば、それはそれで凄い収穫だったのではないかと思う。
※ナレーション能力が向上についてはその前があまりに酷かっただけなので問わない・・・

なんにしても、この先ここで得たものをおそらく舞台でスクリーンで出してくるだろう。
それがすごく楽しみであることは間違いない。

by unknown0083 | 2009-09-26 20:29 | 感想

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