【PSP】街 ~運命の交差点~  

d0057574_110579.jpg▼分類
サウンドノベル
▼機種
PSP
▼状況
完全クリア
▼感想
このゲームがあればこその「428」
▼満足度
★★☆☆☆☆☆ いまいち

映画の感想と区別がつきづらいので、他の感想はカラーリングを変えてみることに。




▼コメント
「428 ~封鎖された渋谷で~」が面白かったので、前作にあたるこちらの作品をプレイしてみたのだが・・・

はっきり言ってこっちはちっとも面白くなかった。

何がいけないって、
主人公が8人もいるクセに感情移入できる人物がひとりもいない
という事。

そういう場合、普段なら「眺めて楽しめればいいや」と頭を切り替えて楽しむものだが、このゲームは要所要所で行わせる選択がそれを許さず、なおかつ本当に選びたい選択肢はそこにはないという有様で、どうしてもプレイ中ストレスがたまっていく、という悪循環にさいなまれる。

ひとつの物語を多角視点でおっていく「428」と違い、こちらは主人公の数だけシナリオがあるつくり。
その一本一本が非常に浅く、殆どのシナリオが序盤のうちに看破できる代物なのはいただけない。

全くの予想通りの結末だったのは、
序盤のうちから全てのヒミツが看破できる「高校生編」
じゃあオマエしかいないじゃんという感じで即刻犯人のわかる「刑事編」
そもそも最初からここに落とすしかない「ダイエット編」

多分こうなるんだろうな・・・っという感じにそのまま落ち着いたのが、
全員を幸せにするにはソレしかない「ヤクザ編」と「役者編」

一体どうするつもりなのか最後まで楽しめたのは「七曜会編」のみで、
「作家編」は最初から最後まで意味不明のまま投げっぱなしで終わるし、
「傭兵編」なんて、その存在意義すら不明なほど主人公が好き勝手に動く。

一通り終わった後に「花火編」と「青ムシ編」があるが・・・
これは「傭兵編」の裏話的な物語なんだがどっちも面白くない。

そんなこんなでこのゲーム自体は全く面白くなかったのだが・・・

しかしこのゲームがあったおかげで「428」があるというのは紛れもない事実。

「街」と「428」の一番の違いは、画面の演出効果の進歩だと思う。
「街」では完全に静止画だが、
「428」では静止画が拡縮されたり移動したり、振り向き演出があったりと豊富。

これだけでも臨場感が違う上に「428」は役者に演技させてシーンを切り取った画像を使っているので、静止画が生きている感じがする。
ほんのちょっとの事なのに、随分と変わるものだと感心。
そういう意味では、このゲームはちゃんと次に繋がる道を作ったんだと思う。

「名作とは多くの駄作の上に成り立っている」
まさに、それを証明するかのような一本だった。

≪追記するコーナー≫
「428」程でもないがこちらにも名の知れたタレントが数名参加。
「ヤクザ編」に飛ぶ前の窪塚洋介が出演。
「高校生編」に王様のブランチの雨宮朋絵がメインヒロインとして出演。
「作家編」の主人公はダンカン。
「ダイエット編」の主人公は「北陽」の虻川美穂子じゃない方。

▼見所
水曜日のホイッスルは音を出しているとかなりの騒音・・・
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by unknown0083 | 2010-02-07 01:08 | 感想

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