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【映画】父親たちの星条旗  

【映画】父親たちの星条旗_d0057574_17325297.jpg■状況
イオンシネマ太田店にてスペシャルデー価格で観賞
■動機
硫黄島からの手紙を見るためのイントロダクション
■感想
作れるんだ・・・こういうの・・・

■あらすじ
ジョン・ブラッドレーは太平洋戦争末期、硫黄島で撮影されたある一枚の写真によりアメリカ中から英雄と称えられていた。しかし彼はこの事について語ろうとはしなかった。彼に何があったのか、彼の息子が硫黄島での真実を探る。




■コメント
クリント・イーストウッド監督が日米双方の視点から硫黄島の戦く、これはアメリカからの視点の作品です。
原題は「Flags of Our Fathers」、実はFlagsっというのがポイントです。
物語は時間軸をずらしながら進行し、本土の映像と戦地の映像を切り替えながら、どちらかというと淡々とした雰囲気で進みます。

日本にいるとあまり知ることのない、戦時中のアメリカ。もう、何もかもが日本とは違うなっというのが大きな印象です。
硫黄島で撮影された写真を戦時国債キャンペーンの広告塔に利用するために、戦地から兵士を呼び戻し全米をまわらせる・・・などと日本ではおよそ考えられないようなことが行われています。
この写真、アメリカではとても有名な写真らしいのですが、この写真の意味を理解しているのとしていないのとでは、おそらくこの映画に対する感想が大きく違ってくることでしょう。
残念ながら私は、この映画で初めて写真の存在をしったくらいなので、本当の意味でこの映画を楽しめたのかどうかは難しいところです。

ただ、そういった人(主に日本人っという事になるのかな)にもこの映画はやさしいです。
写真に秘められた真実、曲げられた事実、それを利用しようとするもの思惑、利用されるものの苦悩、どれもこれもを丁寧に綿密に描いた上で、それがどこにも感情移入させない形でスクリーンから伝わってきます。
兵士は戦場いてもそこを離れても政治の道具でしかないと、なかなかに言いづらいことを監督はあっさりと言い切ります。しかも映像で。
底に流れるのは戦争に対する激しい虚しさややりきれなさ。監督の思いは十二分にスクリーンから伝わってきました。

死体映像を見せるシーンと見せないシーンを意味ありげに分けたりしているのは、次回へつながるひみつか何かなのかと期待させます。兵士が消える件もおなじく。

動機の欄にも書きましたが、本当は「硫黄島からの手紙」を見るためのイントロダクションとしての観賞のつもりでしたが、この映画単品でも十分に観賞の価値はあります。
その上、まだ日本側の視点から描いた「硫黄島からの手紙」がある・・・これは期待せずにはいられません。

■対象
全年齢対象だと思います
■見所
日米で異なるギリギリ感

by unknown0083 | 2006-10-28 21:30 | 映画

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