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【映画】守護神  

【映画】守護神_d0057574_23522597.jpg■状況
MOVIX伊勢崎にてレイトショウで観賞
■動機
誘われて
■感想
見応えがあった&アシュトン・カッチャーかっこいい

■あらすじ
ベテラン救難士のベン・ランドール(ケビン・コスナー)はある任務中の事故が原因で現場を離れ、新人養成所の教官をなることを余儀なくされる。
そこで彼は訓練生の一人である天才スイマーのジェイク・フィッシャー(アシュトン・カッチャー)と出会う。




■コメント
海猿のリメイク版ではないということで見に行きました。
内容的には海難救助&人情ものです。

主演はベテラン救難士役のケビン・コスナーと、天才スイマー役のアシュトン・カッチャーの二人で、二人の間で視点を切り替えながら物語が進行します。

どこから映画に取り込まれたかわかりませんが、エンドロールが出るまでCGを使っていることなど思いもつきませんでした。
ハリウッドのCG技術でしょうか、現実に引き戻されてしまうようなうそ臭いシーンはなかったです。
※冷静に考えれば使わなければできない映像はあるのですが・・・

ベンが養成所の教官になったところから物語が面白くなります。
序盤できっちりと救難シーンを見せているため、徹底した鬼教官ぶりにも納得がいき、その厳しさも優しさだと自然に気づくことができます。
が、当然その現場を知らない訓練生はそんなことに気づくはずもなく、っというあたりはもう流石な演出です。

訓練シーンはリアルな描写がされています。どちらかというと軍隊のような訓練です。
実際の養成所ではやっていないだろうという不思議な訓練(ベンのオリジナルという設定です)もありましたが、捨て時間ではないシーンの連続でした。
プライドの高いフィッシャーを上げたり下げたりコントロールするあたりの描写は、ベテランとルーキーとの積み重ねた時間の違いがはっきりと見られて面白いです。
その後、こっそりと負けん気を出すベテランにもクスリとさせられます。

訓練生サイドも、フィッシャー一人だけをクローズアップするのではなく、もう一人(何度も受けてる気弱な彼)も絡めることで、訓練生全体を生きた人間として描くことに成功していると思います。

物語中に大小さまざまな複線を織り交ぜてあり、なんでもなさそうな話が後に拾われたりしているので、最後まで楽しむことができると思います。
※プロローグすら壮大な複線だったのは正直驚きました。

恋愛シーンはハリウッドもののお約束としても、救難シーンや訓練シーンなど非常に見応えのある映画でした。
また、救難士役全員がそれっぽい体格をしていて、作品全体にリアリティを出していることを記載しておきます。

≪追記するコーナー≫
映画評を見ると海猿と比べている人が多いですね。海猿(映像版)は見たことありませんが、別物だと思ったほうがいいと思います。
というか、全然違うもの同士をどうして比べたがるのかかが分かりません。

■対象
海ものに興味のある人なら
■見所
「22人だ。」と、その先に続く台詞

by unknown0083 | 2007-02-16 21:25 | 映画

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