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【映画】傷だらけの男たち  

【映画】傷だらけの男たち_d0057574_2335757.jpg■状況
MOVIX伊勢崎にてサービスデー価格で観賞
■動機
たまたま時間が合った為
■感想
微妙。良くも無く、悪くも無く

■あらすじ
2003年のクリスマス。ポン(金城武)が凶悪犯を逮捕した晩に彼の恋人が自殺をした。
三年後、刑事を辞めて私立探偵になったポンは、アルコール依存症にもなっていた。彼の元上司のヘイ(トニー・レオン)は富豪の一人娘スクツァン(シュー・ジンレイ)と結婚し幸福な生活を送っていたが、ある日義父が何者かに惨殺される。




■コメント
予備知識無し。劇場の宣伝モニタにて上映していたのをチラ見した程度の映画ですが、たまたま時間的に余裕があったので観賞しました。

原題は「傷城」、英題は「CONFESSION OF PAIN」(傷の告白)、そして邦題は「傷だらけの男たち」と、どうしてこうも変わってしまうのかと不思議に思いますが、実はこのタイトルの段階で大事なことをばらしています。それにあわせて公式サイトでも肝心なことを普通にネタバレしています。核心部分を想像させる内容なだけに、配給会社及び広告担当の仕事ぶりを疑います。

この物語は心に傷を持つ二人の男が、それぞれ思い悩み、別々の結論を導き出すという物語です。

ミステリー要素もありますが犯人は早々に公開されます。
つまりこの映画のミステリー要素は、誰を考える「Whodunit」ではなく、動機を考える「Whydunit」ということになります。
ただ、この部分は突っ込みどころが満載なのであえて触れないのが吉でしょう。
この映画は更にその先を考えさせる作りになっていると思います。

心に傷を持つ二人が二人の男が苦難の果てに行き着く場所は、真逆の場所。
一度は全てを失った人間が何を目的にその後を生きるか、そしてその過程で何を得るのか。
それぞれの選択肢に対する結末を、監督のアンドリュー・ラウなりの解釈で見せます。

とはいえ、復讐を選んだ者に与えられたのは絶望と失望、許すことを選んだものには明日と希望では、あまりにも優等生すぎてドン引きです。監督や脚本化の思想がはっきりと出るところだけに、もう少し捻って欲しかった所です。


スクツァンや、うそつきチョイや、ビール売りの女など、恐らくはしっかりとした設定があるだろうことは想像できるのですが、劇中でそれが生かしきれてないのが残念です。
劇中の情報量の多さも考えると、連続ドラマのほうが設定を生かしきったものができたのではないかと思います。

と言いつつも、中盤からのスリリングな展開には、随分と引き込まれていたのも事実ですので、魅力的な映画であったことは確かです。


さてこの映画、主演にレオナルド・ディカプリオ配しハリウッドでのリメイクが確定しているとの事。ディカプリオが金城武の役をやるかトニー・レオンの役をやるか、それだけでも知りたいところです。※個人的にはトニー・レオンの役であってほしい。

≪追記するコーナー≫
トニー・レオンが八嶋智人に見えて困った。
うそつきチョイが堤下敦(インパルス)に見えて困った。
チャンやチョイなどKOFを思い出して困った。
エンディングテーマを浜崎あゆみに差し替えるエイベックスの根性に呆れた。

■対象
香港映画に慣れた人、インファナルアフェアのファンの人
■見所
キティの枕を抱えて眠る金城武

by unknown0083 | 2007-07-19 19:00 | 映画

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