【映画】トランスフォーマー
2007年 08月 09日
MOVIX伊勢崎にてサービスデー価格で観賞
■動機
映像美だけでも見ておこうかと
■感想
映像美?
■あらすじ
アメリカの少年サム(シャイア・ラブーフ)は父親から車を買ってもらう。実はその車は意思を持つ金属生命体だった。
■コメント
予告編を見る限りそう面白そうではなかった。
申し訳ないが内容には期待せずに観賞。
アメリカの最新鋭の技術だけ堪能できればそれでよいと割り切る。
だがその期待は裏切られる。
序盤は非常にいい出来だと思う。
ヘリコプターに寄生した敵が基地内でトランスフォーム。
次々に米軍の施設を破壊していく様はまさに圧巻。
トランスフォームも実に丁寧に描かれており、見ているだけで気持ちいい。
その後の敵と米軍との戦いも相当にリアル。
ただ、良質のクオリティが保たれているのはここまで。
主人公の少年が出てきたあたりからどうにも物語がおかしな方向にすすむ。
いや、むしろこちらが正道なのだがどうにもとってつけた感が否めない。
そうこうしているうちに物語は唐突に動き、当初とは別の側面を見せる。
最後は味方のトランスフォーマーと敵のトランスフォーマーと米軍が乱れて戦う戦闘シーンに突入。
このシーンが見づらいこと見づらいこと。
恐らく人間視点で撮影されたものに巨大ロボットを差し込んだからだろう。
折角の技術がもったいない使われ方をしているように思われる。
そういった意味で残念。
そもそも人間が多過ぎのように思う。
物語に関係ない、むしろ物語の都合で参加させられているキャラばかり。
それは主人公の少年にも言える。
そのせいで視点が飛び散り物語が散漫になる。
主人公をトランスフォーマーにするなら最初から黄色い車視点で物語を始めればいいように思う。
序盤の件から、やり方次第ではもっと映像美を前面にだせただろうことが分かる。
何らかの狙いがあるのかもしれないが、もう少しなんとかして欲しかった。
≪追記するコーナー≫
子供の頃、友人の弟がトランスフォーマーにはまっていた。
日本の玩具をアメリカで販売し、それをアメリカがアニメしたと始めて知った。
もともと日本のアニメだと思っていたので結構ショックだ。
■対象
好きな人はどうぞ
■見所
友人の木登り
by unknown0083 | 2007-08-09 18:50 | 映画