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【映画】ワルボロ  

【映画】ワルボロ_d0057574_1151322.jpg■状況
MOVIX伊勢崎にて無料鑑賞券で観賞
■動機
ハイロウズに唆されて
■感想
なかなか楽しめた。誰一人中学生には見えないがw

■あらすじ
中学3年生の板谷幸一・通称コーちゃん(松田翔太)はある日、授業中に幼なじみで不良のヤッコ(福士誠治)の挑発に乗りキレて大暴れした事で彼の中で何かが覚醒。その日から彼はガリベンをやめ、ヤッコを先頭に他校との抗争に参加する。コーちゃんが密かに思いを寄せる同級生の山田(新垣結衣)はそんな彼を冷ややかに見ていた。




■コメント
なんとなく、映画の舞台となった80年代前半の不良は長ランを着ていたような気がするのだが、新調しなければならない長ランより改造するだけの短ランの方がリーズナブルなので中学生向きなのかとか、東京では既に短ランが流行っていたのだなと勝手に解釈して観賞していた。
※細かく言うとボンタンももう少し遅くの時期だったような気がしているが、こちらは更に記憶自信がないので独り言モードでツッコミを入れておくことにする。


周りのキャストが80年代風なファッションに身を包み、風俗や音楽も80年代を再現しようとしている中で、確実に現代人のまま映画に参加している新垣結衣に非常に違和感を感じた。
垢抜けた現代風の少女にすることで"掃き溜めのツル"と成り得ていたかといえばそんなことはなく、なんとなく"世界外の人"という印象を与えてしまっているのが残念。
もう少し"編み下げをきつめ"にして、"体の後ろへ"持っていく感じにする。
そして"膝下丈のスカート"をはかせる。
たったこれだけの事で随分と異物感は払拭されたように思う。スタイリストがちょっと気を使うだけで済んだところなだけに、非常にもったいないと思わざるを得ない。

それ以外は違和感なく世界設定できていたように思うので、意外とすんなりと入り込むことが出来た。


真面目な人間が急に不良の世界に入っていくというあまりない感じの物語だったが、そのなさ加減が上手に表現されていたと思う。
元ガリベンということで、色々な所でヘタレ感が感じられるのがいい。
あまり細かいことを考えずに、途中参加した不良の生き様が楽しめる。
ただ、不良の世界には不良の世界のルールや掟の様なものがあるらしき事が軽く語られるが、それに対してどう対処するのが正解だったのかがわからないので、板谷が"結果として誤った選択"をしたときに"ダメだよコーちゃん"と思えなかったのは残念に思う。

抗争続きの不良グループの間にも相性のいいグループというのがあるようで、六中のグループとの青春シーンは現代風ではあったがリアリティがあった。
その後のトレーニングシーンは不良が不良であるためにはそれなりの努力をしないといけない、ということを見せたかったのだろう。"自信は強さ"という美学に少しだけ納得した。


基本的には、おバカな不良青春コメディ映画。
あまり色々なところをツッコミ歩くものではないと思っているので、見終わったあとにスッキリしていれば問題はない。
高部あいは実際にもアレでフェードアウトなのだろうと思った。きっとそういうキャラだ。
予告編で見せた屋上ダイブはまさかそういうシーンだとは思わず驚いた。
仲村トオルとの件の決着は非常に見応えがあった。
不良の技では太刀打ちできない葉本(弓削智久)に対し最後に決めた技がプロレス技なのは笑わせてもらった。
結局、最強なのは戸田恵子だと思った。

内容的にみても万人受けするとは思えない映画だったが、個人的にそう悪くはないと思った。
劇中に流れていた80年代のロックが非常にかっこよかったのも好印象。
劇中の舞台から10年以上経過した時代に、傍目に見ていた不良さん達の世界の一端を、ちょっとだけ垣間見られた気がした。

≪追記するコーナー≫
原作者ゲッツ板谷の自伝的小説という位置づけになっているが彼は1964年生まれなので中学3年時は1979年。劇中、松田聖子ファッションが大流行なようだが彼女のデビューは1980年。なので実話を元にというには時代が合わない。
原作のファンの人は、あくまでも映像化作品だと割り切って観賞をしたほうがいいかもしれない。もっとも、原作未読なのでわからないだけで、原作の段階からこうなっているのかも知れないのだが。

■対象
好きな人が楽しむ映画
■見所
シーナ&ロケッツかっこいい

by unknown0083 | 2007-09-22 19:20 | 映画

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