【DVD】亀は意外と速く泳ぐ
2007年 09月 29日
■状況レンタルDVDにて
■動機
パッケージの緑色に惹かれて
■感想
実にくだらなく、実に面白い映画
■あらすじ
平凡な主婦・ツバメ(上野樹里)は平凡に暮らしていたが、ある日スパイ募集のポスターを見つける。平凡さが受け見事スパイとなったスズメは、活動資金に500万円を受け取りスパイ生活を始める。
■コメント
実にくだらなく、実にバカバカしく、実に面白い映画。
できるだけ方の力を抜いて観賞することを強く推奨。
内容は正直言って、あってないようなもの。
基本的に小ネタの連続で物語が進行する。※冒頭の小田扉によるパラパラ漫画でいきなりやられた。
小ネタの中には、わかりやすいもの、わかりにくいもの、バカバカしいもの、突拍子もないもの、人によるものなど、様々なものがあり、一見意味のなさそうな事も人によっては重要な意味を帯びたりするかもしれないという、まさにタイトル通りの作りに脱帽。
この映画、見る人をというか、楽しめる人を激しく限定する映画だと思う。
基本的にギャグが物語と連動しておらず、突然脈絡のないギャグが飛び出すことが殆どですので、そのギャグについていけない人や物語に寄り道を許さない人などには受け付けない映画となることは必死。
ただ、ハマると中毒症のある映画でもある。
爆笑を誘うような笑いではないが、面白いと思える人は終始クスクス笑っていられること請け合い。
勘ぐり始めると、何気ない会話や背景の中にもネタが含まれているのではないかと気になるところだが、そこは深追いせずに現時点で楽しめるところで楽しむのがいいのかと思われる。
こういう映画は演技者も選ぶのではないかと思う。
掛け合いの間や、どこまでデフォルメして演技するかなど結構大変だったのではないかと推測。
その点、主演の上野樹里は見事なまでにはまっていた様に思う。独特な、テキスト量のやたらと多いモノローグまでこなしている。その幅の広さに驚き。
時たま現れる蒼井優も気負いのなさそうに見える演技で、よくよく考えたら自慢と文句しか台詞のないようなキャラクターを、嫌味のない愛すべきキャラクターに見えるように演技していた。
どちらかというと一回勝負の劇場観賞より、何度も繰り返し見ることができるDVD観賞のほうが向いている映画だと思う。
好きな人は好き、わからない人にはわからない。
そんな映画だが、やはり楽しいことはより多いほうがいい。
■対象
「時効警察」が好きな人、もしくは不条理コメディが好きな人
■見所
それを自分で見つける楽しみこそ見どころ。個人的には"そこそこラーメン"と"あずきパンダちゃん"
by unknown0083 | 2007-09-29 18:43 | 映画


