【映画】やじきた道中 てれすこ
2007年 11月 14日
■状況イオンシナマ太田店にてレイトショウで観賞
■動機
時間があったのでなんとなく
■感想
・・・・・・・・・。
■あらすじ
品川の遊郭で偶然に再会した弥次さん(中村勘三郎)と喜多さん(柄本明)は、ひょんなことから売れっ子おいらんお喜乃(小泉今日子)の足抜けを手伝う。
■コメント
中村勘三郎扮する弥次さんと、柄本明扮する喜多さんが、小泉今日子扮する花魁とともに、東海道中を舞台に繰り広げるロードムービー形式のドタバタ喜劇。
っと思ったのだが、残念ながら大分違った。
評判があまりよろしくないのは重々承知で観に行ったのだが、どんな映画に仕上がっていようとも中村勘三郎のパワーで絶対に"楽しい"ものにはなっているはずだ、と思ったのは相当に甘い考えだったようだ。
感想を一言で述べれば"もったいない"。
キャストの持ち味が活かされていないと強く感じた。
物語も物切れになっておりいまひとつまとまりがない。
どんな企画意図で制作されたのかも分からない。
良いとか悪いとかではなく分からないのだ。
そんな状態のまま物語は尻切れ気味に収束。
小泉今日子の啖呵は随分と格好良かったが、最後までこの空気感に馴染めなかった。
≪追記するコーナー≫
っという訳で
"中村勘三郎を使っておいて意味の分からない映画を作るわけがない"
というコンセプトの元、この映画について色々リサーチすることにした。

知らなかったのだがこの映画、随分落語のネタを取り入れているらしい。
表題の「てれすこ」自体も落語の題目のひとつであり、その他「お茶汲み」「浮世床」「淀五郎」「狸賽」「万金丹」「野ざらし」などの題目も大小色々と入っていたようだ。
きっと落語を知っていれば、そういう細かい小ネタにもニヤリと笑え、随分と印象の違った映画になっていたに違いない・・・と思う。
なお、だが、というか、当然、というか、各題目の"落ち"には触れられていない(もしくは触れるわけにはいかない)ので、エピソード的な食い散らかしになってしまっている印象はぬぐいきれないところがもったいない。
結果として、それが物語の途切れ途切れ感をだしていたんだなと気付いた。
もしも脚本家がこのあたりをキレイにまとめることが出来れば、もっとわかりやすく、こんなにも人を選ぶ映画にはならなかったのではないか?
と思うと、やはりもったいないような気がする。
まあ、中村勘三郎が意味不明な映画に出演した訳ではないと言うことが分かったので一応これでよしとする。
というか、もしかしたら落語って日本人なら知っていて当然のもの?
≪蛇足するコーナー≫
"見る人を選ぶ映画"、"気付く人にだけ気付くネタ"ということで言えば、松本人志監督の「大日本人」と似ているのかもしれない。※途中でやめちゃう所とかも
まあ別に人を選ぶ映画が悪いって訳じゃないのだが。
■対象
ある程度落語を知っている人、かな。
■見所
狸と花魁姿の星野亜季
by unknown0083 | 2007-11-14 21:30 | 映画


