【映画】魁!!男塾
2008年 01月 27日
■動機これを機にプチ同窓会でも開こうかと
■感想
富樫に笑った。声も姿もイメージ通り過ぎw
■満足度
★★★★☆☆☆ そこそこ
■あらすじ
没落したヤクザの組長の息子である秀麻呂(尾上寛之)は、男気を鍛えるために男塾に無理やり入塾させられてしまう。そこでは想像を絶するような鍛錬やシゴキが繰り広げられていたが、文武に優れた桃太郎(坂口拓)やド根性男の富樫(照英)、野生児の虎丸(山田親太朗)達と心を通わせる事で、少しづつ男気を学んでいく。
■コメント
「魁!!男塾」といえば週間少年ジャンプで連載していた格闘バトル・ギャグ漫画で、高校のときの同級生がこの漫画の熱狂的ファンだった。
友人は登場人物の殆どの名前と得意技(○○流△△△)を記憶していつでも引き出せるくらいの人で、お気に入りのキャラは飛燕や紫蘭のような美形のキャラだった。
今回の映画化に際して、そんな友人を誘って一緒に観ようと思ったのだが、残念ながら予定がつかず。
ソロでの観賞となってしまった。
映画の出来は決してよくない。
先述の友人に「良かったか?」と聞かれれば多分「ノー」と答えるだろう。しかし「楽しかったか?」と聞かれれば「イエス」と答えると思う。

苦言をするならば、どういう訳か原作のノリがまるでなくなっている。
なので、原作のファンであればあるほど辛くなるなる可能性はある。
また、桃のキャラが随分と違っている。
原作のカッコイイ桃と知っていると、随分と人間臭くなってしまった映画版の桃には違和感を感じてしまう。あまり語らず堂としておりそれでいて要所要所でしっかりと締める、そういう桃を期待しているとちょっとがっかりする事請け合い。
というか、映画化した範囲がちょっと良くない。
個人的にちょっと真面目にちょっとバカバカしくてちょっと面白いのが「魁!!男塾」の醍醐味だと思っているので、この妙に真面目一辺倒な感じになってしまった驚邏大四凶殺あたりの展開は、原作でもちょっと雰囲気が違う。
オープンングから留学生受入、愕怨祭から羅惧美偉あたりまでを舞台にしておいて最後に伊達と勝負という感じにしておけば、もっとハジけた映画になったと思う。
のだが、まあ驚邏大四凶殺までやらないと納得しない人が必ずしもいるわけだし、そこは仕方ないのだろう・・・。が、それでもちょっと残念に思う。

が、この映画が全然ダメかといえばそんな事もない。
それは照英が演じている富樫源次があまりにもイメージ通りなので、それだけでなんとなく許せてしまう、というところがあるからだ。
このあまりにそっくりな富樫の前では、
"片岡鶴太郎のような台詞回しの桃"や、
"妙にベビーフェイスの虎丸"や、
"貫禄の欠片も感じない赤石剛次"や、
"威圧感ゼロの伊達臣人"や、
"バリバリ目の見えている月光"や、
"どうもちっさい気がする塾長"や、
"民明書房解説の際に2度繰り返される名称"や、
他、
"逃げたのが秀麻呂になっているぞ"とか、
"田沢の九九八十八が聞けなかったぞ"とか、
"椿山は出てきただけマシというレベルか"だとか、
"大塾旗が大目に見てもハリボテだぞ"とか、
"油風呂って重油かと思ったがサラダ油だったの?"とか、
"今まで命かけてたのに最後だけただのケンカじゃん"だとか、
"一世風靡セピアの曲がどこにもかからなかったぞ"とか、
"つじあやのはキライじゃないけど似合ってないぞ"とか、
様々なことがホントに些細な事だなっと思えてしまう。
※ちなみに二人の教官(鬼ヒゲと飛行帽)の再現度も中々

なお、この映画、ちょっと見方を変えれば、"比較的一般人な秀麻呂が、常軌を逸した連中達と苦楽を共にすることで、少しづつ男気というものを知り、男を磨いていく物語"、という感じになっているような気がしなくもないということに気づいた。
※組長の息子が比較的一般人というのも何だか凄い世界だが・・・
最後に、上記のわがままというか希望と言うかツッコミというか、それらが全てクリアされていれば満足を遥か通り越してしまうくらいの勢いなので、この作品の満足度に関してはあまり参考にはならないと思われる。
≪追記するコーナー≫
組長の妻役のオセロ中島知子が全く違和感がなかったのには笑ってしまったのだが、もしかして笑ってはいけないところだったのだろうか?
≪蛇足するコーナー≫
会場内は殆どが男性客。
年代も30代後半から20代後半までという極限られた範囲の客層。
男性陣は何故か3名以上のグループで行動していたのが面白かった。
会場前に慌ててグッズを買っていた人達もいた。
■状況
109シネマズ高崎にて無料鑑賞券で観賞
■対象
原作ファンで寛容な方、過度な期待はしない方
■見所
照英は虎丸が最適だろうと思っていたが、見ちゃうと富樫意外には考えられないところ。
by unknown0083 | 2008-01-27 16:30 | 映画


