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【映画】ランボー 最後の戦場  

【映画】ランボー 最後の戦場_d0057574_22401880.jpg■動機
「ロッキー・ザ・ファイナル」が面白かったので
■感想
ランボーってこんなにかっこよかったっけ?
■満足度
★★★★★★☆ いいかも

■あらすじ
見世物小屋の下働きとして働くランボー(シルヴェスター・スタローン)はアメリカのNGOからミャンマー行きを頼まれる。最初は断ったランボーだったが、サラ・ミラー(ジュリー・ベンツ)の熱心な頼みに心動かされ、彼らをミャンマーに送ることを決断する。 数日後、そのNGOが所属するキリスト教系団体の関係者からNGOのメンバーが行方不明になったことを聞かされる。




■コメント
シルヴェスター・スタローンのシリーズ完結計画(?)の第2弾(?)らしき作品。
昨年公開の同氏主演映画「ロッキー・ザ・ファイナル」(原題「Rocky Balboa」)と同様に本作もシリーズナンバーが振られていなかったという事(本作の原題は「Ranbo」、フィルム上では「John Ranbo」だったように記憶)と、「ロッキー・ザ・ファイナル」がシリーズ未見であっても面白かったという事と、多方面でおおむね好評ということもあり、気合を入れて鑑賞を決意。

「戦争もの、もしくは軍人ものの代表作といえば?」
っという質問があったとすれば、恐らくは「ランボー」っと答えるだろう世代(気のせいかも知れないが・・・)に生まれておきながら、見た覚えのある「ランボー」シリーズは、小中学生の頃に友人宅でパート1を見たきりで、あとは何らかのタイミングでパート3をチラ見したような気がする程度。

そんな感じで、根っからのファンという人間ではないけれど、つい見てしまったっという事を踏まえて以下感想。

短いながらも非常に見ごたえのある映画だった。
っというか、ランボーってこんなにカッコ良かったっけ?
序盤からぐいぐい引っ張り込まれて、ラストの戦闘まで一気に観たっという感じ。
シリーズ最初から観てみようかと思うくらいに面白かった。

【映画】ランボー 最後の戦場_d0057574_22524024.jpg
舞台はミャンマー。
フリージャーナリスト長井健司氏の事件もあり日本人にも馴染み深い国が今作の舞台。
スタローンはその事件よりも随分と前からミャンマー問題には心を痛めていたようで、劇場で配布されている広告に目を通すとミャンマーに対して色々と思うところがあるようだった。なので、色々と思想的な部分が伝えたいのはおそらく冒頭のみに集約されていて、本編中は色々と複雑な思想問題は含まれていないように思えた。
とはいえ、ミャンマー軍事政権(陸軍?)がとんでもない悪者に描かれているのは確かで、ゲーム感覚で次々にカレン族を殺戮していく様はやっぱり目を背けたくなったりする。
※でもって日本人感情としては、奴らこの位の事はやるだろうと思ってしまうのは仕方ない

なので、あんまり娯楽作品という雰囲気ではないように思った。劇中も容赦なく人間が撃ち殺されるし、砲弾で吹っ飛ばされるし、そこらへんの描写も容赦ない。
しかしどういう訳か、見ている最中はホントもう夢中になり、ワクワク・ハラハラ・ドキドキの連続であっという間にエンドロールという感じだった。
ようするに、相当面白かったに違いない。

物語は、
復興支援に行った団体が音信不通になったのでその所在を確かめ必要とあらば救出する
っと、たったこれだけ。
この潔さが良かった。
まあ、結果としてひとつの部隊を壊滅させてはいるんだけど、彼の活躍はきっとミャンマー情勢には何の影響も及ぼさないだろう。なんとなくそう感じた。

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先ほど「思想はない」と書いたものの、正確には「戦争なんて虚しいもんさ」というようなメッセージはあったように思う。
どれだけ無敵な力を持ってしてもそう簡単には世界は変えられない。
だから今は、変えるべき世界があるという事を認識するだけでいい。
当事者からしてみればそんなのんびりしている場合じゃないって話かもしれないが、今の自分にはそれが精一杯。

ちなみにポスターの煽り文句でもある
「ムダに生きるか、何のために死ぬか、お前が決めろ」
というのが、作品全体のテーマかと思っていたのだが、コレは実のところはテーマでも何でもなく、なんのこっちゃない、必要最小限しか喋らないランボーが、唯一叩いた無駄口がこの台詞だったというだけの話だった。

多分、ぼんやりと観ていても知らず知らずにアツくなれると思われる映画。
観なくても損する類の映画じゃないが、観ておくとなんか得した気分になる。
でもってどうせ観るなら迫力満点な劇場観賞が最適。
っという感じかな?

≪追記するコーナー≫
この先は画像に合わせてサクサクっと。
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ボランティア団体というべきなのかな?
内戦の真っ只中に向うにしては随分と緊迫感のない連中だったが、宗教を盾にかざすその正義感に、自業自得だと切り捨てられない程度には感情移入できた。
この男の辿る顛末がある意味戦争の本質かもしれないと思った。

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一応5名いる傭兵団。
基本的に「スクールボーイ」と「スキンヘッド」以外はあまりキャラが立ってないのが残念。
しかし全員無事に帰還という”あまちゃん”な結果じゃないのがとても良かった。

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なんのかんので最終的には一番かっこいいランボー。
劇中ずっと鍛えていた武器をどう使うのかと思っていたが「そう来たかっ」と思った。
20年というブランクを感じさせない活躍っぷりに復活した意味を十分に感じる事が出来た。
しかしなんでこれだけの映画を作れる人がラジー賞の常連だったんだろう?

≪蛇足するコーナー≫
どういう訳か館内は壮年のお客様が大変多かった。
エンドロール中、バックがなくなった瞬間に次々と立ち上がる若者クラスとは対照的に、殆どの方が席を立たなかったのが印象的だった。
きっと私達(というか若者クラスが数組しかいなかったのだが)とは全く違う見方をして、全く違った感想を抱くに違いないと思った。
そういう人達ともちょっとお話してみたいなぁ・・・
※ちなみにエンドロールはめっちゃ長い

≪どーでもいい話≫
チケットカウンターにて、
<あ>「えっと・・・14:30からのロッ・・・」
<売>「・・・・・・。」
<あ>「・・・キーじゃなくて、これ」(ランボーを指差す)
<売>「ランボー、最後の戦場ですね?」
<あ>「ええ、それで・・・」
※この話は次回「ラスベガスをぶっつぶせ」に続きますw

■状況
MOVIX伊勢崎にて映画の日価格で観賞
■対象
シリーズファンの人、アツくなりたい人、その他もろもろ
■見所
序盤からずっと鍛えていた刃物

by unknown0083 | 2008-06-01 14:30 | 映画

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