【映画】おろち  

d0057574_21461979.jpg■動機
散々見逃した谷村美月をそろそろ・・・
■感想
木村佳乃・・・
■満足度
★★★★★☆☆ なかなか

■あらすじ
人の世をさまよい、人間の心の闇を見つめてきたおろち(谷村美月)が家政婦として潜り込んだ門前家には、二人の美しい姉妹がいた。当家の女性は29歳を過ぎるころには突然、その美ぼうが崩れ、果ては化け物のように醜く死んでいくという。ある日、妹の理紗(中越典子)は死にゆく母親の口から、もう一つの門前家の秘密を打ち明けられる。




■コメント
「神様のパズル」「死にぞこないの青」と立て続けに谷村美月ものを見逃したので、ちょっとそろそろ見ておかないとかなっと思ったのが動機。
※なんだそれっと思うかも知れないが、結構谷村美月ものを観ているっぽいので、あんまり見逃すのももったいない気がしている。

映画は、楳図かずお原作の漫画を実写化したもの。

ホラーともサスペンスとも見られる映画だったが、コワイ系の作家である楳図かずお原作だし、監督の鶴田法男もコワイ系の監督らしいし、ここはホラーとしてみるのがいいのかもしれない。
でもゾンビや幽霊のホラーではなく、人間同士の嫉妬と愛憎といった心理ホラーな様相。
そういう系は大好きなのでワクワクしながら見入ってしまった。

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物語本編は結構面白かった。
実写映画化にあたり、いくつかのエピソードから話を掻い摘んで再構成したらしいのだが、物語は意外と自然な流れになっており継ぎ接いだようには見えなかった。
脚本が良かったのかな?
それとも原作の段階で面白いのかな?
とりあえず脚本が良かったという事にしておく。

本編途中で「あれ?おかしいぞ?」と感じる部分は、きっとおそらく誰もが感じる部分で、それがどういう風に解消されるのかと言うところも見所のひとつだと思ってみていたのだが、自分が予想していたよりも遥かに残酷かつ悲劇的な方法で解消されたので、とても満足した。

メインキャストの木村佳乃、中越典子、谷村美月はどれをとっても演技が上手く、安心して観ていられたのも良かった。
大人になったら中越典子に少女(山田夏海と言ったろうか・・・)があまりに中越典子に似ていてビックリした。美人の卵のようだし、歌もちゃんとしていたし、ちゃんと育ててあげれば一流の女優になれるんじゃないかとも思った。

さて、なんのかんの言っても、この映画の一番の見所は木村佳乃vs中越典子の凄惨なバトル。ここがイマイチだと台無しになってしまう映画だったが、そこは全くの杞憂だった。
叩く、なじる、髪を引っ張る、引き倒す、引きずり回す、物で殴る、思い出の品を破壊する・・・など、見ているこっちが「この姉妹大丈夫か・・・」と心配してしまうくらいの迫力に終始圧倒された。

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ところで、おろちのコスチュームについてなのだが、あの時代(昭和25年→昭和45年前後)にあんなかっこいいブーツや良さそうな生地のコートがあったのだろうか?
もし私のそばでおろちを見つけるけることができたならば、ぜひ聞いてみたい気がした。

≪追記するコーナー≫
最近、木村佳乃はあーゆー壊れ演技しか見ていない気がするが、まあ気にしない事にする。
中越典子の逆襲が素晴らしい。女優生命を賭けてるなっというか、そういう迫力。
意外とナレーション能力のあった谷村美月にビックリした。
腰を抜かして泣き出すシーンが結構お気に入り。今まで見たことない演技だった。
嶋田久作はなぜか出てくるだけでホラー映画になる。天職?
山本太郎が思わず中越典子を盾にするシーンがお気に入り。何とも言えぬ傑作。

■状況
MOVIX伊勢崎にて無料鑑賞券で観賞
■対象
ホラー、サスペンスに耐性のある人
■見所
母親のうめき声 ※あれはホントに驚いた
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by unknown0083 | 2008-09-28 17:40 | 映画

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