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【映画】ドロップ  

【映画】ドロップ_d0057574_229413.jpg▼動機
仮面ライダーカブトのライダーキックは上段回し蹴り
▼感想
ドラゴンボール「サイヤ人編」S63年末スタート・・・アレ?
▼満足度
★★★★★☆☆ なかなか

▼あらすじ
不良にあこがれる中学生・ヒロシ(成宮寛貴)は、退屈な日常に飽き足らず、不良のいる公立狛江北中学校に転校。口だけは達者なヒロシは、アイドルみたいな顔をしているのに極悪非道なカリスマ不良・達也(水嶋ヒロ)と早速タイマンを張ることに。結果、達也に気に入られ、彼が率いる不良グループとつるむことになる。




▼コメント
面白かった。
ちゃんと映画っぽくなってた。
「ろくでなしブルース」や「今日から俺は」や「カメレオン」ではなく「ビーバップハイスクール」あたりに憧れた不良像なんだろうなっと思った。読んだことないが多分そんな感じだと思う。

この映画は品川ヒロシの小説を原作にした漫画版を映画化ものだろうか。
でもたぶん後半はオリジナルの展開だと思う。何しろ前半は結構入っていた漫画からのカット(だと勝手に思っている)が後半サッパリとなかったので。

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色々なところに、色々とこだわって作られているような気がした。
会話のテンポや、キャラクター造型など、こまかなところに監督のこだわりが見えた。
きっと色々と思い入れや、自分自身が色々な映画を見ての体験などが生かされているように思う。

この監督、粋な計らいをするなっと一番強く感じたのは、映画後半の「姉の部屋」のシーン。
この映画の客層は俳優目当ての女性客とカップルが多くなるに違いないと予想した上で、多くの人が泣けるシーンと認定するであろうそのシーンのど真ん中に「ファニーなぬいぐるみ」を置くという機転ひとつで、男性が女性の前で涙を流すという状況をギリギリの所で回避できるように仕向けた。
テレビでは弱々しいキャラクターで通っている反面、実生活では女性の前で常に強がって来たに違いないという、監督の人間性が垣間見えるとてもステキなシーンだった。

また部屋のポスターがBOOWYであったり尾崎豊であったり、台詞にガンダムネタを取り込んだりと、自分が好きなものを色々と取り入れて、楽しませようとこだわった部分が見られて、きっと撮ってて楽しかっただろうなという感じがした。

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だが、その思い入れのために品川ヒロシは大きなミスをした。
それは「昭和63年度入学式」というプレートを見せてしまったこと。
確かにこれは品川ヒロシ本人の高校入学年度に当たるのだが、これを見せてしまったことにより、映画を破綻させてしまうくらいの大失敗をやらかした。
それは、
「不良はリーゼントの時代」であるとか
「髪の毛は染めない時代」であるとか
「ミニスカートの制服はごく少数」であるとか
「うざいって言葉は方言で一般認知されえたのはT-BOLAN以降だよ」だとか
「Gカップなんてその時代にあったの?」だとか、
そんなどうとでも言い訳できるようなところじゃなくて

「S62年12月の段階ではまだ”サイヤ人編”は始まっていない」

ということ。
つまり劇中の時点では、悟空とピッコロはまだ手を組んではいない。
年末にヒロシが達也と赤城に語った台詞は、年号が昭和から平成へと移り変わる時代にこそ成立したはずである。

好きのものにこだわったあまり、肝心なところで所で詰めを誤ってしまった。
それが非常にもったいなくもあり、残念だ。
ただ、映画自体はちゃんと面白かったので、次回作にも期待してみる。

≪一言するコーナー≫
成宮寛貴の最後の台詞が印象的だった。すごい複線の張り方だ。
仮面ライダーだった時"中の人"がやっていた上段回しを水島ヒロが見せたのが嬉しかった。
本仮屋ユイカが振られた理由(?)に納得。そりゃ・・・勝てないよね・・・大きさじゃ。
遠藤憲一と哀川翔のベテランコンビが見事に会場の笑いをさらっていた。
最初に一瞬映っただけですぐにそれとわかった益岡徹のサマになりすぎな医者姿は見所。
登場時点から死亡フラグが立っていた上地雄輔。発声をもう少しお勉強しないと。
中越典子に関しては、お見事だったので何もいう事はない。
その他、吉本系の芸人が多数出演。
監督本人もちゃっかり出演していた。
でもメインキャストの中にレイザーラモンHGがいたのは気が付かなかった。

▼状況
ユナイテッドシネマにて特別鑑賞価格で鑑賞。
▼観客
全164人も入る席が前3列を除き満席。なぜ?

▼対象
是非カップルで観に行って、女性が泣いている間、男性はぬいぐるみでごまかしてください
▼見所
告白のシーンは最高に面白い。本仮屋ユイカだから、なおさら面白い。

by unknown0083 | 2009-03-21 18:15 | 映画

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